ガン検診

どういうしくみになっているのか不思議だけど、会社に勤めていた頃、会社ではガン検診はなかったりあっても大腸ガン(希望者のみ)だけとか胃カメラだけだったりして、乳がん子宮がんの検診はなかった。
そして扶養家族には町から500円で受けられるがん検診の受診券が送られてくるのに、保険料払ってる本人(私)には、まったく送られてこなかった。
また、同じ会社の人で、会社の検診を受け、町からの券でがん検診を受けているという人もいて、それなら、と思って町に「私にも送ってください」と過去に電話したこともあるのになぜか送ってこなかった。
だからガンになったとは言わないけどね。(お金を払って、平日休みを取れば誰だって受けられるから、それは意識の問題)
今は胃ガンは病院で診てもらっているけど、乳がんと子宮がんは調べてないのでこの際受けてみようと町に受診券を請求したら今度はすぐに送ってきた。
会社に勤めている人のところには自動的に郵送されないようになっているらしい。
会社ならどこでもちゃんとガン検診があるのかそこはわからないけど、そんなしくみになってたんだ。
でもほんとこれって意識の問題なんだよね。
私の家でも家族のとこにはちゃんと毎年券が送られてくるのにたぶん誰も受けてないと思う。
平日受けに行く時間があっても。
でもね〜今日集団検診受けに行って、来てる人の多さにビックリしたよ。
ちゃんと、自分の健康に毎年気を配って受診してれば私なんて大変なことにならなかったのかもしれない。
会社で健康診断受けてなおかつ休みを取って検診を受けるいうことのと言い出しにくさとか、(他に子どもの学校関係で休み使ってしまってたりする)そういえば、今日の会場にも同年代の人はあまりいなかったな〜。ほとんどが高齢者。
しかも女性がほとんど。(専業主婦?)
男の人も胃がんとか、前立腺がんとかの券あるから来ててもよさそうだけど、やはり仕事があるから行きにくいよね。
でも、健康にどれだけ気を使っているかということもあるんじゃないかな。
そういう観点からすれば、会社の検診に「胃がん乳がん、子宮がん、大腸がん」なども強制的に受けられるようになってるのが理想だけど、会社としても費用もかかることだしなかなか…ね。
それに私は胃カメラは直近ではおととし会社で受けているけど、それにひっかからないタイプのガンだったから意味なかった。
どんなに気をつけてもなるときはなる、そういう病気を跳ね返す自分ではなかったということだ。
で、今はどうかというと、一応今日検診は受けたし明日は富山まで化学療法に通う日だ。
会社などで仕事をしてなかったらこんなに自由に検診受けたり病院行ったりできるけど、ほんとに体を酷使するのはフルタイムで働いている人だ。
病気になったらなったでそれが寿命、と開き直り、好き〜なことやってまったく病院も行かず、タバコ吸って、お酒飲んで、言いたいこと言ってストレスためずに生きるのもひとつの方法とは思うけど。
どちらかといえば私もそれに近かった。タバコは吸わんけど。
平日休みの仕事だったくせに病院行かず山行ってたし。
でも最近治療を受けながら思うけど、森林療法っていうのもありではないかな?
薬とか点滴などは、ガン細胞を攻撃しつつ、私の正常細胞も攻撃してくる。
だから手が痛くなったり髪の毛がなくなったりとけっこう休まるヒマもない。
それに対して山の中でマイナスイオン浴びて、CO2とO2交換して鳥の声聞いてっていうのは副作用もなければしんどくもない。
自然の中にいると、体がもとの正常な状態にどんどんもどっていくような…
これは健康な人だって感じてると思う。
仕事でいやーになっても、山に行ったらなんとなく気分良くなって月曜からまた頑張ろう!って思うんじゃない?
リセットされるというか。
歩きもいいと思うし。
明日は外来化学療法の日。手が痛くならずに病気だけやっつけてくれると助かるな〜。