材料が配られた

今日、やっと材料が1人1本配られた。
今までひたすら刃物を研ぐ日々だったが、入校して1ヶ月が過ぎ、やっと米松の角材が1人1本配られた。
木材は1本1本違うので、(当然当たり外れがある)誰でもいいものをとりたいが、じゃんけんで順番を決め、順番に好きなものを選ぶということになった。
が、大半の人は「そういわれてもどれがいいのかわからん」…と。
でも、なぜか皆さん赤っぽいものを選び、白身がかったものは残っていった。
授業で聞いた「シラタ」という言葉をおぼえているからか、見た目的にいかにもスカスカだからか、白っぽい木は残っていった。
私はじゃんけんで半分くらいのところにいたので、赤身の木がまだ残っていてよかった。
その中でも比較的木目がまっすぐ通っているのを狙っていて、自分の前の人がそれを選んだらどうしようかと思ったら皆違うものを選んでいったので(よかった。でもなんであんなのを選ぶのかな?)と思った。よくわからないけど、十人十色っていうか、好みだよね。
ちなみに私はなぜこれを選んだか、というと、前にいた会社で使っていた米松の梁をたくさん見ていて、(木材には自信を持っている会社だった)そのとき見たような感じのものがいいのかなーと思ったから。
白っぽいものとか、荒い板目のものは使ってなかったような気がしたからそれは避けた。
あと、節が異常に大きいものもよくないかな。
でも、ホントにどれがいいのかは先生は「あえて言いません。日にちが経って自分の材料がどんなそり方をするのかよく見てください」と言われた。
選んだ木材に自動鉋をかけてから自分の研いだ鉋で面取りした。