鉋3丁仕上がった。

リフォームの学校に入ってから午前中学科2時間、実技2時間、午後実技4時間の毎日。
学科は構造とか材料とか法規、製図。
おじさんたちのぶっとんだ質問攻めにあう先生。授業はとんでもなく脱線して行くが、そうでなくても先生の話は教科書からはかなり遠い。(それがまた専門的でいい。)
実技の時間が始まると、「今日で鉋は終わりにしたいと思います。仕上がってない人は今日中に」と言われ、私はあと豆鉋がまだだったので、大急ぎで仕込んだ。
最初仕上げ鉋の刃、次に台直し鉋を調整してそれで仕上げ鉋の台を直し、次に荒鉋を仕上げて一昨日は薄削り大会になっていった。
鉋屑の薄さを測る道具があるが、それで測って最高16ミクロンだった。
ちなみに名人と言われる人は3ミクロンとか…
削ろう会という、鉋の技を競う大会も半年に一度開催されていて、去年は高岡で開催されたそうだ。
薄く削るメリットは、木には節があるが、厚く削ると節に引っかかり先に進めないが、薄く削ると不思議なことに節があっても関係なく削れる。
もちろん本体の木のほうも美しく仕上がる。
明日からはノミの研ぎに入る。