カンナがけ

入校以来ずーっと刃を研いで台を直していた鉋。
今日やっとまともに木を削ることができた。
昨日台を直してこれでOKと思ったら、削れなかった。
刃が切れなかったのだ。
もう一度刃を取り外し、昨日の後半と今日1時間ほどかかってやっと切れるようにした。
ためしに柱(練習用)を削ってみると、昨日は粉も出なかったのが、今日はわずかに削りくずが出たので「やっと切れるようになった…」と思ったが、なんか変。
先生が回ってきて台を直してくださった。
アレ?
その直した鉋で先生が削ると、薄くてずーっと続いた長い鉋屑がどこまでも続いている!
削った面を手で触って、「一番の出来かもしれないです」と言われた。
「楽しいですよ、やってみてください」と鉋を渡され、削ってみる。
先生のような長くてまっすぐな鉋屑は出ないが、スーっと鉋が進んでシュルシュルと鉋屑が伸びていく。
新品の鉋で(調整済みの鉋とか新品とかいろいろあって、どれが当たるかは偶然だが、新品ほど手間がかかる)けっこう時間がかかり他の人より作業が遅れ気味なので、とりあえず1つは完成して安心して週末を迎えられた。
昨日は実習が終わったあと学校に残って給湯室の天井裏とか実習て建てる家の構造とかを見てきた。
金曜は午前中学科で製図をやることになっているが、今までずーっと座学で来週からやっと図面を描ける。
今週は根詰めて勉強したのでちょっと疲れた。夕方30分ほど近所の浜へ気分転換に釣りに行ったが、月下美人に小さいアイナメ一匹来ただけで暗くなった。