林道歩き〜頂上〜林道トレラン

こちらは1時間の林道歩きがあるので避けていたが、歩いてみると歩きやすい林道で、そこそこ秋の花も楽しめるし、帰りはトレランができそうな道。
1時間はすぐだった。

こっちもかなり草ぼうぼうだったけど、なんとか道はわかった。

登山道の分岐につくともう昼だ。
頂上で飲もうと持ってきたノンアルコールビールをこんなところで…

あまり飲んだことないけど、味はビールでも、根気がなくなったり警察につかまったりしないからいいかもしれない。
途中草ぼうぼうの中で休む気になれないし、頂上に着くまで何も食べないのはちょっと…なので、もうお昼ご飯にした。
途中下りてくる老夫婦とすれ違ったが「どうしてこんな草ぼうぼうなんでしょうね!足元が見えなくて危ないわ」と言っていた。
確かに草はすごい。でも道はわかる程度なのでシーズンはじめには草刈がされているのでは。
ブナの木に赤いペンキやピンクのテープで目印がつけてあるので、道はわかりやすい。
食べたらペースアップした。
石やらドロやら叢でぐちゃぐちゃ。
最近立山白馬大池などで雲上の楽園、って感じのところだけを歩いていたことを思うと、こっちが実は本当で、乗り物などを使ってこういうところをパスしていたに過ぎないんだよね。
とはいっても、明星は低いので(1188m)、がんばっても雲上の楽園にはたどり着かない。
ホント朝早くから山に行ける日があれば、朝日日帰りとか早月尾根日帰りに行きたい。
頂上に来てみたけどガスで展望がなくすぐ下りた。

岡からの道は途中で竜護尾根経由でサカサ沢に下りるコースと分かれているが、登りではその分岐に気付かなかった。(なんでこんなところに←頂上と書いた標識があるんだろう、と思ってたら、裏側に竜護尾根、と書いてあった)
帰りにはもう時間が迫っているし元来た直登コースをそのまま下りた。
頂上に2時10分に着いて20分に出発。

行きには気付かなかった、くもの巣がとてもきれいだった。
あちこちにあって、繊細な糸が不規則に織られていてそれがひとつひとつバスケットのような形になって木の枝にかかっている。
普通のくもの巣と違う感じ。でもどんな蜘蛛なのか、どこにも姿が見当たらなかった。
ブナ林も静かで落ち着く。登りではいつ頂上に着くかわからないので急いで心に余裕がないが、帰りはだいたい時間が読めるので余裕。
今日は8時5時の山なのに、最初登山口が見つからず時間を無駄遣いしているのでなおさら時間が少ないんだけど、そうかといって途中で引き返すのももったいないし、なんとか頂上まで行けたのはよかった。
頂上直下はけっこう急だった。
竜護尾根は前に通っているけど、景色がよいところなので、時間があれば行きたかった。
行きに1時間もかかった林道を帰りに走って下りたら30分かからなかった。
なんとか4時前に車に着けた。
登山道は、ガイドブックには載っていても道がわかりにくくなっていることはたまにあるので最新の情報を手に入れたいんだけど、インターネットでは「今年登った」という人の情報はみつからなかった。
現地に行けばわかることだが、皆で行って登れなかったら困るし、地元で確かめておけばよかったのかな。
帰りにいつもナメコを買うお土産やさんによってこの話をすると奥さんが「あの道はうちのお父さんたちが若い頃に作ったんだけど、最近山開きの頃しか草刈してなくて…申し訳なかったわね」とのこと。
岡からのルートに比べてあまり登る人がいないのかもしれない。
どこが入り口か知っていれば別に草に埋もれていてもわかると思うけど、こっちは数年も経ってるし前には普通に行ってるので全く記憶になかった。
去年はあまり山に行けなかったので、私自信が浦島太郎状態になってるし。
あの山は今でも登れるのだろうか?と気になる山はいくつかある。
今年はこまめに通って古い情報を更新しよう。

明星山(糸魚川市小滝)1188m

家8:20〜ヒスイ峡登山口(工事で迂回。高浪の池経由)10:00〜岡登山口11:30〜登山道分岐12:30(昼食)〜甘露の水13:00〜頂上14:10〜登山道分岐15:30〜岡登山口16:00〜家17:00