秋の畑


明星で伸びた草に道を見つけられず別ルートに行ったのは日曜のこと。
今日は、家で伸び放題の草を刈った。
午後から苗屋さんに行き白菜の苗25株と玉ねぎ、大根の種を購入。
夕方苗を植えた。
会社に行っていた頃は忙しくて畑なんて全然、今何がなっているのかも知らない状態だったけど、自分たちで食べるものを作れるのは実際恵まれている。
苗の状態でもおいしそうな白菜、カラスやスズメ、その他虫などに食べられて丸坊主になってしまわないか心配だ。
苗屋さんは「植えたらすぐ殺虫剤をかけておくといいですよ」と言われたが、家に帰って父にあるか聞くと、そんなものはかけたことがないけど大丈夫だそうだ。
一応気休めかもしれないけど、カラスに食べられないようにネットだけ貼った。(どっからでも入れそうだけど…)
買いに行く前はこの畝なら25株くらい植えられそうと読んでいたが、実際植えてみると19株しか植えられなかった。あと6株を植える場所を用意しなければならない。
土日出かけたいので明日中になんとか形にしたい。
農薬を使わない野菜づくり (1980年)


イラストでわかりやすく解説した野菜作りの本。
富山に引っ越してきて、長男が産まれた頃(1980年代)私が畑で野菜やイチゴを作っていた。この本は穴があくほど読んで、その後畑は父が専門になったのでこの本をプレゼントしたけどどこに行ったのかな?
農薬を使わない野菜づくり〈part 2〉 (1984年)


上記の本の第2段。ちょっと変わった野菜も載っている。
次何を植えようか考えるのがとても楽しく、食べたことのない野菜まで植えていたが、家族の評判はいまひとつだった。普通の大根や白菜がよかったのかも。
ということで、今回は普通の野菜のみを植える予定。
でも、育児のかたわら、子供が寝るとこの本を見ては畑のレイアウトを考えていたことが懐かしい。


同じ著者で新しい本が2001年に出ている。
2001年にはもう私は畑は専門でなくなった。ヘタに手を出すと父が機嫌悪くなるので、片隅に山菜などを植えていたが、たいてい草が周りを囲ってしまい、植えてあることを気付かれずに草刈機で刈られていた。
そんな元気だった父も今は私たちに教えるのみで自分では長い時間畑仕事はできない。
当時取れすぎてありがたくなかったキュウリとかも、今となっては懐かしい。


こちらは、農薬を使わず酢や炭などを使って病害虫に負けない強い野菜を作る方法を楽しく説明した本。
雑草など、現地にあるものを利用して自然農薬を作る、というやり方は、農薬や化学肥料がきらいだった私には影響大だったが、実際にはそこまで手をかけて全部実行できなくて虫に食われたりした。子供が小さかったので、そちらに手がかかったのだ。
でも、虫に食われても全部なくなるわけではないのでいくらかは食卓に上ったが、たぶん買ったほうがマシ、という高い野菜だったと思う。


カレルチャペック著の”園芸家12ヶ月”は高校生の時読んで、ちょっと影響を受けたかもしれない本。当然富山に来てからももう一回読んだ。