千石城山ちょい下


天気が悪ければ地元の城山に行き、あとは家でのんびりしようと考えていたが、朝になってみると、そんなに悪い天気じゃなさそうだし、yamanoutaさんのおすすめの千石城山に行けるとこまででも行ってみよう、と子供を学校に送り出してから準備して、9時に家を出た。
登山口がまずわからないのだが、なんだか剱親自然公園というとこから行くらしいのはネットで調べてて、まずそこまで車で行った。
ガソリンスタンドに寄ったり、コンビニに寄ったりしてたので、到着は11時だった。(遠い!)最も、ところどころ雪道なので飛ばすことができないためもある。
神社があり、そこから道があると国土地理院の地図に出ているのだが、どうも公園の看板の横の道がそれらしい。
かなり上まで林道があるようなのは地図で見ていたので、ステップソール(ウロコ)のテレマークで出発。
降ったばかりの雪で、靴ラッセル。
公園の中の遊歩道みたいなところも雪に埋まって何がなんだかわからない。
さすが高感度のGPS、公園内の道もドンピシャで表示されて、1mの狂いもないのが、昔のGPSと違う。ちょっと間違えたら、すぐわかる。(公園内にも違う道もあって、そっちに行ったらすぐわかったので引き返した。あとから別にそこからでもいけたとわかったけど)
林道をT字路まで行くと12時になった。
標高が757.3mなので、南保富士よりちょっと高いだけ、と思っていた。
行けるとこまで行って、2時に引き返そう、ということにして歩いた。
登山口もわからずに行ったが、林道のT字路より少し先に「展望台」と書いた看板があったので、そこから曲がってみた。地図にあった送電線とも近かったし多分あってる。
GPSをよく見るとあっていた。
さっきテレマークのときは靴ラッセルだったが、カンジキに履き替えると膝ラッセルになった。ところどころでズボっと埋まり、腰まで来たり。
最初遊歩道らしきところをたどっていたが、途中杉が倒れて雪がその上に積もりもこもこになった地点で道をふさがれ、まいているうち遊歩道を見失い、しかたないので、頂上目指して直登ルートへ。
これがもう腰ラッセルになってしまい、なかなか進まない。やはり急な斜面は雪も多いし、気温が高いので、重い。
大荒れのはずの天気も(なんかテレビではすごいこと言ってたけど、それは北海道とか東北のことで、ここでは関係ないんじゃないの?と、10数年富山に住んでるとわかってきたりする)たまに青空が見えたり、別にたいしたことない。
それでも直登ルート登ってる最中にかなり降ってきて、いつまで登れば頂上に着くのか、さっきからあまり進んでないぞ、とだんだん時間も迫ってくるし、おなかもすいてきたので、予定の2時よりちょっと早い1時40分に「ここでよし」と林の中の平なポイントを選んで昼食とする。だいたい640mくらい。
雪も降ってきたし、剱岳は見えないだろうと、帰りの時間を考え、そこが今日の頂上?とした。

お湯をわかしてカップ麺と紅茶でランチとする。暖かい。
雪を溶かしたお湯はなんかトロっとしているような気がするけど…気のせいかな?

頂上までは時間切れで行けなかったけど、車も入れたら9時5時の登山だった。(車が半分も!)
出発がもうちょっと早ければ頂上までいけたかもしれない。
なんといっても「登山隊ひとり」なので、出発ものんびりなら、歩くのも写真とりながらゆっくりだし、帰りに車が止まっちゃったりして、(よくある、片肺になった、という状態)坂だったので押しがけ(ただ、乗って坂をおり、キーまわしただけ)して、平地で止まってアクセルふかしまくりで戻った。
そんで、スーパー農道から行けば早かったのだが、押しがけするのに、まっすぐ行ったら、スーパー農道に入れず、8号線に向かってしまい、調子よくなったので、ケンタッキーに寄って晩御飯を仕入れた。(今、ちょっと安い。)
家に着いたら5時ちょっと過ぎだった。