赤禿山


天気予報ではそんなによくなさそうだったし、朝起きたら雪が降っていたけど、行ったことのある山だったし、近いので気楽に出かけた。
メンバーはK沢さんとダンナと私の3人。
山の坊に着いたのが8時半。雪がザンザン降っていたのでカッパを着て出発。
林道をしばらく歩き、峠(小さい小屋がある。雪囲いがしてあったが、中に入れるようになっていた)から尾根に付き、この時点でもう晴れていたが、歩くにつれ日が差してきた。
ラッセルの先頭なら暑いけど、後ろだと寒いくらいの気温。止まっていると手が冷たくなるくらい。ジオラインとハーフジップで歩いていたが、だんだん寒くなりソフトシェルを着る。
晴れていたのが800m超くらいから雪がまた降ってきた。
なんか900m過ぎくらいで「ここでいいんじゃない」という雰囲気になり(滑るのに一番楽しい斜面の上)小休止していたら、S本さんパーティーが上がってきた。
去年もここらへんで会っている。
もしかしたら「頂上まで行かんにゃ」とお説教されるのかと思ったら彼らもそこで引き返して下で宴会の模様。
人にはそれぞれ価値観というものがあって、「何がなんでも頂上を目指す」という人、「滑り重視」と言う人(今日のパートナーはこのタイプ)、体力の限界まで行動しないと満足しない人(たぶん私はこのタイプ)など様々だけど、登りでは全然力が余っていたけど、下りで5回も転んで(新雪なので起き上がるのに大汗)けっこう体力使った。
今のとこ下りの分余裕を見て、登りでは歩き足りないくらいにして置いたのは正解だった。いつも思うんだけど、山はゲレンデと全く違うので、やっぱ何度も山に行ってそのときそのときの滑り方を見つけるしかない。
今日は新雪で、しかもあまり曲がれない感じの雪だったので、(スピードは出ない)後ろ重心で転ばないように行くのがいいみたいだった。(低い山はたいていこんな感じかも)いや、でも、K沢さんは細かいターンで下りていたな…(私は全く曲がれなかったけど)
昼頃もう車に着いてしまったので、琴ざわで蕎麦を食べて、その後朝日に入ってから温泉に入ってから家に帰った。まだ3時過ぎ。
家ではめずらしくゲームして退屈しのぎをしているAがいたので、黒部まで洋服を買いに連れて行った。