昨日はフェーン現象だった?

夜、生ぬるい風が吹いていた。
今朝、仕事に出かけようと、湿布を貼るのにシャツ一枚でうろうろしていても寒くなかった。
昨日は広報委員会があったので、前日から接骨院の先生に「仕事終わってすぐ行くので早く診てください」と頼んでおいた。
ほんとにあちこち痛くて身動きがとれなかったころは、「何か用がある日はそれだけで精一杯、接骨院までとても行けない」という感覚だったのだが、ちょっとは治ってきた今、「休んだらせっかく治っているのに元に戻るかも」と、用事があってもサボらず出かけていくのは自分でも感心する。(半分トレーニングも兼ねているし)
最初は一日おきくらいに走っていた自分が全く走れなくなって動けなくなったことにものすごい腹を立てていたが、(事故に対して)接骨院に通いだしてからは、「本当なら走っているはずの時間に、待たされ、ただ治療受けて帰る生活」にまた(事故に対して)イライラしたのだった。
でも、今の先生は自分でも走っている人なので、(駅伝の練習中も何度もグラウンドで見かけた。とても速い。)走ることに関して、どこが痛いかということを言えば、走り方等アドバイスをしてもらえるし、驚いたことに、患者の多くはスポーツでどこか故障した中高生なのだ。(たまに小学生もいる)
そういえばS作も去年は肉離れとか腰痛とか、いろんな故障があって、それでも休まず大会に無理して出ていたが、私が知識がなかったために湿布くらいしかなくてかわいそうなことをしたなー、と、今自分がこういう目にあってみて痛い人の気持ちがやっとわかるようになった。
いつ「もう治ったからこなくてもいいですよ」と言われるか、保険会社から「症状固定」と打ち切られ、痛いまま終わるか、それは今まだわからないが、はっきりいってふだんの自分には不安の方が大きい。
それが走っているとき(そんなに何時間も走れない、数十分だけ)とか自転車に乗っているとき、山を歩いているとき、には、心配は忘れて楽しいほうが大きい。
たいした事故じゃないくらいの事故だった(少なくとも、新聞に載るほどでない)のだけど、すごく人生変わってしまった。