ぜんぜん大変そうに見えないのですが

前回整形に行った際に「あなたは故障者リストに入っていると思ってください。だから運動を再開するのも1軍ではなく、2軍と思ってやってください」
と念を押されていたのだった。
それなのに、たかが子供の相手とはいえ、怪我の危険が絶対ないとはいえないサッカーに、軽く考え出てしまった。
1試合目はぜんぜんなんともなくて、2試合目の途中で膝がひっかかるような感じがして、無理に動かすことがよくないと思えたので、その後は出ずに見学していたが、他のお母さんたちも自分と同年代にもかかわらず、ぜんぜん怪我をする人はいなくて、(事故のあとの運動できなかった状態がいかに体を弱らせていたか)ということを思い知ったのだ。
で、次の日ビーチボールに行き、「昨日捻挫したので今日出れない」と言うと、子供のおばあちゃんで試合に出る人が「私も2年前スキーで膝を捻挫したけど、今すっかり治って大会も出れるようになったよ」と教えてくれた。
リハビリにプールに一生懸命通ったそうだ。
その話を聞いて、一安心していたが、今朝整形の先生に会うまで実は鬱だった。
あれほど注意していたのに、とか絶対言われる(言われたからといって、治療してもらえないことはないのだが、)と思っていたのだが、そこは治療のプロ、「べつに歩けるならたいしたことにはなってませんよ。3週間くらいすれば治ってくると思います。それでも治らなければMRIとってその結果悪ければ手術、というケースもまれにありますが、このくらいならそういうことはないと思います。失礼だけど、ぜんぜん大変そうに見えません、大丈夫ですよ」と言われた。
「先生にあれほど気をつけるよう言われていたのに、子供の試合でつい楽しくて一緒に走ってしまいました」というと「いいんじゃないですか、子供相手に楽しむくらいは」と言われ怪我の程度がたいしたことないのだなと安心した。
今はまっすぐ歩くことしかできないが、3週間後、治って山に登れると思うと助かった。