また病院

痛い耳が心配でまた病院へ。
横になると痛いというと「じゃ頭を高くして寝てください。耳が痛くない楽な姿勢で」と言われたが…
頭の中がどうかなってしまったのかとこっちは心配なんだけど、頭が変ならもっと頭がすごく痛くて吐き気がしたり手足がしびれたりするという。右手も毎朝起きたときしびれているが、それは起きたら治るので頭の症状ではないそうだ。
打ったほうと反対の耳なのだが、首から来る症状なので右も左も(特に右をかばって左に症状が出たり)関係ないそうだ。
人間の健康は微妙なバランスの上に成り立っていて、それが崩れるととんでもないことになる。
母は「ぶつけられたのが私なら、転ばされて骨でも折れてえらいことになっとるとこだわ。あんたならいつも鍛えとるから、こんだけですんだけど」と言ってくれるが、普段鍛えていても安静にしている時間がすごく短くなるわけじゃなし、安静、というのはなんてむづかしいことなんだ。(だいたいじっとしているのが苦痛だもんね)
安静、というのは「寝ていることではなく、最も負担のかからない楽な姿勢でいることだ」と医師が言うが、今正座がかなり楽。
正座して新聞を読んだ。正座してテレビを見た。正座してちゃんとしていると渋いおばあさんになったみたいだ。(足はしびれるけど。)
だいたい一日中動き回り、クタクタに疲れてバタン!と寝る、という毎日が普通だったため、動かないのに疲れるとか、寝たらよけいどっかいたくなるというのはすごく不自然だな。
世の中の病人という立場の人の苦しさは、もともとの痛み以外にもこういうところにもあるんだろうな。
時間が解決してくれれば、と思い、納得いかない毎日をひたすらがまんで過ごしているが…
今日もこれだけ書けたから、最初の日よりかなりよくなったと思う。