ご褒美?

「T治郎が治ったご褒美にラーメン屋さんにつれてってね」と、この前熱で何日もご飯が食べられなかったとき「わかったわかった」とおばあちゃんが元気に約束していて(おじいちゃんとパパはきっと行きたがらないからおばあちゃんと行こう、と言っていた)それなのにおばあちゃんが今度は寝込んでしまった。
結局家にうどんやら刺身やらの大人向けの夕食の準備をしてから私一人で子供を連れて出かけた。
張り切っているのはT治郎だけで、S作もAも「どっちでもいいけど。」という感じ。しかたない、小さいものにあわせてやらねば。彼らも小さい頃は外食を喜んだ。
が、近所の”ご○ろ”に入ったとたん、「キャー!」という黄色い声とともに大勢の中学生の女の子の姿が飛び込んできた。(この、キャー!は、S作を見て、知り合いが入ってきたので挨拶したものと思われる)
向こうは友達同士、こっちは親と一緒、という状況で完全にS作は嫌がってしまった。チャーシュー麺を食べ終わると先に帰っていった。
Aも関係ないが先に帰っていった。
最後に残ったT治郎は一番高い特製チャーシュー麺を頼んだくせにまだデザートにオレンジシャーベットを食べないと帰らない様子。ぽつんと2人で食べていた。さっきの女子中学生たちは牛カルビなんか注文して盛り上がっている。
とたんにS作たち男子(ほとんど家ではゲームをして遊んでいるのでは)が幼く見えてくる。
が、S作の話だと早く終わった日なんかは男子でも8番ラーメン行ったりする、という。
で、S作が早く帰った理由その2だけど、ラーメンがまずくなった、という。走るために炭酸飲料もずっと飲んでなくて久々にコーラを飲んだらそれはおいしかったけど、ラーメンや唐揚げはまずかった、と言っていた。
この次は蕎麦にしよう。