どれだけあっても足りないもの

それは休みの日の時間。
あれも、これも、とやることが出てくる。
自分では「もう、かなり掃除ばっかしてるからそろそろ休みたい」と思っていると、今までずっと休んでテレビを見ていたT治郎が「自転車の練習見て!」とか「ローラーブレードでどっかいこ!」と、間髪をいれずにいきなり来る。
でもふだん会話の少ない生活だから付き合ってあげよう。
で、帰ると今までずっと飲み食いしてゲームしていたS作やAがそこらじゅうちらかしてぐうたらしているので、しかりつけてやっとあたりをきれいにするともう夜だというわけだ。
2人仲良く娘の家に泊まりにいった父母が残していったものはジャーいっぱいの昨日のご飯。自分たちが食べない(そのうえ子供たちも私がいないとカップラーメンだ)ことをすっかり忘れて昨日の朝炊いていってくれたのだ。(私が仕事だと気を使って)
今日の夜までそれは残っていていくらなんでも、もう食べてしまわないと、と、思っているとS作が「すし屋に行きたいなあ」というので(そんなところに行くお金があれば苦労しない)と思い、隣の魚屋で1400円分も刺身を買ってきてジャーの(昨日の、)ご飯を寿司飯にしてセルフ握りずし大会だ。(伊藤家裏技クッキングの型にご飯をつめて、と。子供たちは夢中で作っている)たらこ寿司、かにカマ寿司が人気だった。で、気がつくと、ほとんどジャーにいっぱいだったご飯が、ない。というか、子供だけでものすごい食べた。(昨日のご飯だとか全く気にしない)パパの分がなくなるといけないので避難しておいたが、それもあとからだれか1個つまみ食いしたようだった。焼肉をしても1400円分で満足する子供らではないのでトクだったのかな。やっぱご飯たべなきゃおなか膨れないよね。
ところでカウンターで握り寿司、というのを食べたことがないんだけど、どんな世界なんでしょうかね。(最初に何を頼むかとか、なんかのマンガでなら見たことあるけど)