思い出した

干し柿

倉庫に手でハンドルをクルクル回すと皮がむける道具があったことを思い出した。
それを出してきて子どもたちに皮をむかせてあげよう。
もう十分食べるくらいは干したのだけど、木にはまだたくさんなっている。
まさかクマはここまで来ないから、そのまま採らずに置いてもいいのだけど、カラスが来たりするからやっぱり採って皮をむいて干すことになるだろう。
去年は柿が少ししかならなかったので、干し柿もちょっとだったけど、今年はいっぱい。
ところで、クマはなかなか見ないけど、私が見つけたクリの木の下に、かじったクリの皮がたくさん落ちているのは猿かクマかいったい誰の仕業かわからないけど、上手にひとつ残らず食べてあるのには感心する。
拾った栗を、猿のまねして、皮ごと噛んで食べてみる。山栗は小さいのでこの方がいいかも。
うちの無花果は柔らかくなったと思ったらしわしわになってきたので、そのまま食べてもおいしくなくて、ジャムにしたらなかなかおいしそうになった。
胡桃を焼いて、パカっと割れたところを2つに割って、中身を取り出す。サラダに入れる。
杉のモタセのスパゲティーを作る。
こんなことなんかして、台所に何時間も立っていた。
キノコを採っている時間より、汚れや木の皮なんかをとって洗っているほうが時間が長かったりする。しかも型が小さいので面倒。
遠出できない日は家の中を片付けたり、こんなことばかり。
でも、一日1回は外に出ないと、やっていけない。たとえ裏の畑でも、すがすがしく過ごせるような何かがあればそれでいい。