柿の話しの続き

昨日の、おてつだいの話にはオチがある。
夕方から夜にかけてめまぐるしくコロコロと働いたT治郎。
私が皮をむいた柿を12個ほど作っておいて(これだけあれば当分仕事がある)2階に干した布団のシーツをかけにいっていると…
帰宅したばあちゃんの叫び声。
下りて行ってみると、もうT治郎の姿はなく、12個の柿と、絡まった紐に途方にくれるじいちゃんの姿が…
聞くと、長い間外で震えながら、12個の柿をいっぺんに手に持って、つるそうと、四苦八苦していて、ひもがからまり、しかも、地面に落としたらしく、発見されたときは「もうこりた」という顔をしていたという。
その後、「T治郎、皮がむけたよ」と言っても、近寄ってこなかった。
よほど、大変だったのだろう。
でも、今朝も、つるした柿を満足そうに見ていたので、おもいきり誉めておいた。