草の上のシャボン玉

近所の人から栗(イガの中に入ったもの)をもらい、夕方子供たちに足で踏ませ、ドライバーで中身を出すやりかたを教えると、喜んでやっていたが、体重が軽いのと、すぐ棘が刺さっていたいのでやめてしまうので、やっとこさ栗ご飯ができる量だけ皮をむき、栗おこわを作ってたべることができた。けっこうおいしいけど、今度作るときはもっともち米の割合を増やしたほうがbetter。
夜になってから私一人でイガから出していたら今までかかってしまった。
栗というものは、イガの中に3個入っているとすると、3個とも太っているわけではなく、まんなかのひとつが丸々としているとすると、外の2つはやせて、皮ばかり、という状態なのが、残酷というか、自然のオキテというか、きびしいのだった。