雨後のツクシねらい

で、明日早朝採りにいくつもり。雨後のタケノコとはいうが、頭からびしょぬれになるので竹薮に入るのはヤダ。(ていうか普通タケノコとは孟宗のことだから藪なんかはいんなくても広々と採れるんじゃ…)

君がため 春の野に出でて 若菜摘む我が衣手に 雪は降りつつ

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ


という、百人一首の二つの歌が頭に思い浮かんだ。正確には前の歌は覚えてたが、後のほうは下の句のみ覚えてて、何で露にぬれたんだっけ?と思い調べたらわかったのだが、露にぬれたのは句を読んだ本人じゃなくて農民らしい。昨日ツクシのハカマ取りをしながら宮元武蔵を見てたら、お篠(宮沢りえ)と原田休雪遠藤憲一)がワラビを採ってくるシーンがあり、1本づつそろえて並べる様子を見て「こんなにワラビ1本1本を大事に取り扱ってる。」と思ってしまった。しかも、着物に草履では私が行っているようなやわしい(富山弁で、ワイルドな、って感じでしょうか。違ってたらゴメン) とこにはいけないだろうし、昔はそこらじゅうに自生してたんだろうな…と思ってみたり。(ほんとにあったとおりじゃないんだからそこまで考えるか)今日は朝から大雨だったので家の中の掃除と、喘息でお休みしたT治郎を病院に連れてくことで今やっと座ったとこなのだ。
明日は7時前に帰ってこなくちゃ行けないので行くのは4時半。低血圧&朝寝坊で長年苦労した私も、山菜となると何時でも目が開く不思議。