1日1日が…

ハードです。正直。
今回の治療は副作用が少なくて体にはラクだと聞いていたけど、そうではなかった。
眠り病、これが!
治療当日日が高いうちクタクタ眠り、起き上がったのは夜の8時。
その後翌日の夜(昨日のこと)まで全く眠れなかったのだ!
24時間寝ないというのは若い頃なら平気だった、今頃そんなことしたことがないけど、最低でも2〜3時間(山に行くのにテンション上がってるときとか)眠れば体は持つ。
けど、治療のあとってけっこう体がダメージ受けてるというか、あんまり動けないので、おきてても何もできない。それに夜中にガタガタ掃除でもするわけにもいかない。
長ーい長ーい暗い寒い夜(これが夏ならまだ…)をじーっと布団の中で寝たフリをする…修行!
まあ1日あれば解消できるのでこんなものと割り切って…
昨日の晩はおかげさまでぐっすり眠ることができた。
今日は薬ががん細胞をたたいているのかおなかが痛い、気持ち悪い、これももうすぐ終わるとガマンガマン。
小康状態のときを見計らっては年賀状の版画をやっと昨日刷り終わり、今になって宛名を書いている。
今まで新しい年が来たって言ったって、日付変わっただけじゃん、という感じだったけど、今年は「よく今まで無事で生きられた」みたいなちょっと今までと違った感じ。
きっと野生の動物たちは1年1年生きるのがすごい闘いで、それが冬はもっとも厳しい時期だと思う。
今の時期に年が変わる、ということを考えた昔の人たちもきっと同じだと思う。
もしかしたらある程度の年齢の人たちはそういう時代に生きてきてほんとの新年の喜びを知っていて、私は今まで形だけだったなあ…