うーん。

最近夫の両親がはまっているのが、電子で治療するという医療機器のデモンストレーション。
近所のショッピングセンターの駐車場にコンテナハウスを建ててそこで宣伝活動をしている。
そこにお客さんとして入り、椅子に座ると健康に関する話が聞けて、電子治療を受けられる(無料)
町内の多くの人が毎日のように通っているようだ。
前々から「あんたも行こうよ、ガンの人も治るらしいし。」と毎日のように本気で勧められていて、「忙しいから」と断っていたが、今日1回だけ行ってみようと母と一緒に行った。
話としてはもっともらしいことを上手におもしろおかしくお客さんを笑わせながら、本などを使って軽快なトークで聞きやすい。
椅子に座ってスイッチを入れると電子が流れるそうで、モニターに波形が出る。
座っていても何も感じないけど、だんだん体が暖まってきて眠くなると言われ、そのとおりだった。
眠いのと、黒板に書かれた絵が二重に見えてくるのと、なにせ暑かった。
聞いているとたしかに健康には良いのかもしれないけど、時間が長くて(待ち時間入れて2時間くらい?)家に帰ってからそこに行っていた時間を取り戻すのに必死で動かないといけないので、それが今の私にはとてもつらかった。
昼間2時間そこに行っていることでできないことを誰かがしてくれるわけでもなくて、早く動くと胸が苦しくなるのでマイペースで畑仕事をするのが精一杯なのだ。
まる一日あっても足りないくらいなのに、毎日2時間捻出するのは大変だ。
続けると血がきれいになり、ムリがきく体に戻るそうだけど、もう時間に追われムリはしたくないのでできるだけゆっくり生活できて人に迷惑がかからないようにしたい。
元の生活に戻るのではなく、病気をきっかけにもっと自分に合った生き方をしたいと思ってる。
そんなのは理想かもしれないけど必要ないものに手を出さないようにすれば意外と時間はあるのじゃないかな。
でもこれを読んでいる人が思うと想像するけど「山に行く時間はどうしてあるの?」
そうなんだよね〜不思議でならないけど。
帰ってからも夜遅くまで起きて山菜の始末をしてるけど、なぜか大丈夫なのが自分でもよくわからない。
きっと自然の力がエネルギーを与えてくれているんかな。