気持ちを切り替えて。

長男が、大学進学のため、名古屋に引っ越した。
今朝見送ってから、昨日気づいた寂しさや寝不足からくる疲れなどで体調不良に。
15分くらい横になろうかと思ったらh美ちゃんから「天気いいし、どっか行くならつきあうよ」という感じのメールが来た。
そう、朝は天気がよくて午後から悪くなるのはわかっていたので、朝のうちに裏山歩きに行こうと思ってた。
眠さを克服してh美ちゃんちまで行き、いっしょにばりょう山へ行った。
一番近くて歩きやすい山なので、リハビリには最適な山。
ここで治して少しずつ遠くへ、高いところへと行けるようになれば…

最初、三峯へ行こうとしたけど雪が多くて引き返してきた。
スキー場は十分滑れそうな雪の量。


先週来た時よりもたくさんの椿が出迎えてくれた。

帰りにそのまま家に帰らずh美ちゃんちに寄り道し、h美ちゃんちの宝物を見せてもらった。
朝日町の伝統工芸、蛭谷和紙を使って作られたお雛様。

蛭谷和紙のたった一人の後継者・川原隆邦さんの作った和紙を使って、なないろKANのガラス作家の堀内章代さんの創った創作雛人形
とても手間と時間がかかっていると聞き、それもそうだけど、このアイディアがすばらしいと思った。
金箔を使い、和紙そのものの色を生かして、他の彩色はなし。
折ることだけでお雛様を表現している。

このお雛様は手作りだけど、販売もしているそうで、h美ちゃんが注文を聞いてお世話をしてくれるとのこと。
是非手に入れたい、という方は、私にメールくだされば、伝えます。
nyamato@gmail.comです。
このほかにもh美ちゃんちには、パッチワークキルトの椅子カバー(ベッドになりそうな長いす。猫用?人間用?)など、身近な人の作ったすてきな作品が集まっていた。
私もh美ちゃんも、きれいなものが好き。
おいしくてかわいいパンやお料理が好き。
私は今の家は、全然自分の自由にならないので(父母の代の考えによってレイアウトされている。生きてる限りは。)好きなものを部屋に飾っているh美ちゃんの生活はとても生き生きして見える。
でも、自由にならない中でも自分の好きなものをすこしずつ増やして、明るくてきれいな家にしたいな〜。
何年間もずーーーっと、外で働くことを余儀なくされてきたけど、今それができないので、家を明るくしたい。(そんなすっごい暗いわけじゃないけど、とにかく古い。)
昔の人って、新しいものがあっても「まだ、前のが使える限りは…」と、新しいものを片付けてしまって、いつかそれも新しくなくなって、っていうのをくりかえし、実際生活に使ってるのはすごいボロかったりしても全く気にしてない感じがする。(うちだけ?)
でも一度だけの人生なら、できれば小奇麗に片付いた家で、アイディアにあふれた好きなものに囲まれた生活を楽しんだほうが自分も家族も楽しいのでは?と思う。(思ってても、外で働いてたら、それを実行する時間がない、夜帰って寝るだけのお客さん状態になる。)
h美ちゃんにも「N美ちゃん、今はチャンスだよ、お勤めしたらできないことをいろいろ一緒にやろう、行きたいとこにも行こう」って励まされた。
「仕事もしてないのにお金のかかることはできない」と思うけど、家を片付けスッキリして、家にある生地でカーテンやクッションを作るくらいならできそう。
持参したおにぎりと、h美ちゃん特製「ふきのとう入りしおラーメン・ハーフ」で昼食。
窓辺では、愛猫ランちゃんが気持ちいー感じでお昼寝してた。