79歳、がんばる。

さっき朝ご飯を食べ終わってのんびりテレビを見ていると、
ナビゲーション「命運かけた資本提携〜経営者 鈴木修の戦略〜」が始まった。
スズキとフォルクスワーゲン資本提携
環境対応車の開発で遅れをとっている、というスズキがフォルクスワーゲンの環境技術開発を得ることで生き残ろうと決断。
吸収されずに会社を存続させていけるかの課題をかかえ、79歳の鈴木会長が時間から時間へとキビキビと行動する姿を見て、その年齢であれだけ行動できるのはすごいと思った。
歩く速さも速く、決断も早そう。
工場内を見回り社員に細かい指摘を一度の巡回で100は出すという。
その細かい積み重ねがコストダウンにつながり、勝ち残ってきたそうだ。
年をとるといろいろ面倒がって省略したがる人をよく見るが、良いと思うことは些細なことでも実行に移すのはすばらしい。
会議中目を閉じてうつむいている社員や、ただ聞いているだけの40代、50代の社員とは対照的に、やはり人の上に立つ人は違うと思った。
社員であれば60とか65で定年、あとは悠悠自適というか子守りやパートでボツボツ働くのが普通だけど、どうしたら79になっても第一線で活躍できるんだろう。
私はそんな大勢の人のリーダーではないが、目の前のほんの身近なわずかの人たちが楽しくなれるように自分ががんばれば世の中変わるかも、と、鈴木会長からエネルギーをいただいた。
http://www.asahi.com/business/update/1209/TKY200912090277.html