ビデオ

学校から「大工道具の作り方」とか「木挽職人」とかのビデオを借りてきた。
普段テレビもビデオもちゃんとして見ることのできない私だけど、なんか体が動かなくてビデオを見ることができた。すごいマニアックな内容だった。
ちょっと古いビデオなので、この方は今まだ現役かわからないけど、「木挽職人」はすごい大きな大鋸(おが)を使って、鋸を水平に入れて切る、というのがビックリだった。
木の重さが鋸にかかって大変なものだと思うけど、大木をどんどん切り進んでいた。
ご飯は1升飯だそうだ。そのくらい食べないと力でないよね!
林 以一 / 木挽き
「大工道具の作り方」の方は鋸や鉋の作り方(鋼を鍛えて作る、鍛治職人の仕事)を紹介している。
ほとんどが勘と熟練の世界。
ゲンノウにも地金と鋼があるというのは知らなかった。(無知)
道具の成り立ちを知ると、大切に使わなくてはと思う。
家庭にある包丁ひとつとっても、同じようにして作られていると思うと、「もっとまともに料理せい!」と自分に言い聞かせたくなる。
ちょっと背筋がシャンと伸びた感じだった。
ところで昨日T治郎のおともで本屋さんに行ったとき「山小屋ごはん」
という本を立ち読みして(持っている方もいらっしゃるかも…)いろんな山小屋を泊まり歩きたくなった。

特に最後の「仙人池ヒュッテ」は、いつか必ず…と思う。
富山に来てから近くの山、行きやすい山ばかり登って来たけど、山の世界は広くて人生は短い。
地道なトレーニングと行けるときに近山に行き、チャンスが来たらいつでも飛んでいけるようにしよっと。