上棟〜?

柱と梁、または土台と柱に見立てた米松の角材を継ぎ手で継ぐ練習。
今までにアリ継ぎ、鎌継ぎ、金輪継ぎ、など作ってきたけど、今回一番大物。
加工は単純だけど初めて角ノミを使い、枘穴を切る。
角ノミってこんな機械↓
パワーツール事業の譲渡について | RYOBI | リョービ株式会社
枘も機械であっという間に加工。
栓も作って面取りをして、枘穴に枘をのせ、カケヤを使って叩いて完成。

カーン!カーン!と響くカケヤの音が建前を思い起こさせ、ワクワクしてくる。
きちんとはまって、下端は芯も通っている!
尺〆(隠れてしまう芯墨から1尺のところに印をつけておく。返り墨という。)も曲尺で測ると、きちんと1尺のところにあった。
上端はかすかにずれてしまい、角ノミを初めて使ったとき、締め方が足りなくてちょっと動いてしまい、5ミリほど斜めに彫ってしまった影響かな?と思った。
ともかく今日は早くできてよかった。(機械のおかげ。)