名古屋で

実家は名古屋の北のはずれ。
バスと地下鉄を一日中どれだけ乗っても600円という「どにちエコきっぷ」というのを市バスに乗って買う。
普通に入り口で料金を払うときに買えるんだけど、ワンマンカーなので運転手さんは大変。
地下鉄は私が住んでた頃とあまり変わってなくて、変わったと言えばエレベーターがついたことくらい。(でもかなり前からついてたかも)
まず名古屋駅近鉄パッセというファッションビルへAが行きたいというのでT治郎と3人で言ったが、入るなりT治郎は「何、ここー」とまゆをひそめる。
雑誌から出てきたような女の子がいっぱい歩いてる。
見てるだけで楽しいけど、T治郎は興味ないらしくて「アイス食べたい」と地下へ。
地下にはおいしそうなものがいっぱいあって、でもちょっとうるさい(というか好き嫌いが多いのとアレルギーで食べるものが少ない)T治郎はお茶屋さんが試飲をすすめてくれた緑茶が気に入ったのと、イチゴ大福が食べたい、という程度。
緑茶はおいしいとおかわりしていたのでそんなに気に入ったなら買って帰ろう、と缶に入れてもらった。詰め放題で1050円也。
おいしいお茶の入れ方まで店員さんに教えてもらった。
名古屋弁の楽しい2人のおばちゃん。
「ぼく、うちかえって、おとうさんにこの入れ方でお茶をいれてあげるとおいしいおいしいとおかわりして、おこづかいアップまちがいなしだよ」というセールストークが笑えるけど、名古屋だなーという感じ。
たくさん入れてあげるからね、と言われ、実は缶のふたが閉まってない。(いっぱい入りすぎて)
イチゴ大福は1個ずつ買って食べたんだけど、おいしかった、と何度も言うので、おばあちゃんちに行ってまたたべよっか、ともう一度買った。
その場で果物をジュースにしてくれるお店もあって、T治郎はそこでイチゴジュースが飲みたい、というので作ってもらった。
イチゴだけで何も入れない。
同じフロアでパックに入ったイチゴがけっこう安く売っていたので「おばあちゃんちに行ってまたジュース作って飲もう」と買ってきた。(リュック持ってってよかった)
なんか2人と一緒に歩いてて思ったけど、Aは時間のたつのも忘れて好きなものばかり見てるので、道もよくわからず何度も同じところをグルグルまわったりしているのに対して、T治郎はあの複雑な地下街の道をよーく覚えていてさっき通ったところとかここは初めて来たとかちゃんとわかっている。
7時に妹と覚王山で待ち合わせ。(妹は覚王山に住んでいる)
焼き肉を食べに行き、久々に妹夫婦と話した。
彼らは何年も前に私がプレゼントしたパーカーを気に入って皮膚のようになるまで着てくれていた。