事実は小説よりも奇なり

火曜日に接客したお客さんが、他の営業所の人の名簿客だったのが帰ってからわかった。
すぐ担当者に連絡したんだけど、その家族の方が今日またうちの展示場にやってきて、またしても私が接客した。(偶然だれもいなかったので)
今にも契約しそうなお客さんで、2時間もいた。
話を聞いているうち、家が火事で焼けてしまい今は娘さんの家に仮住まいをしているというのがわかり、一日も早く建てたいということ。
こういうことってあるんだなー!
実は、昨日、近所で火事があったばかり。
家がなくなってしまってどうされるのかと心配していたところだったんだけど、今日のお客さんは火災保険や近所の人のお見舞金で新築できるくらいの金額が集まったそうで「かえって燃えてよかったじゃないですか!新しい家に住めるから!」と言うと「ほんとにそうです。火事になったときはショックでしたが、今はラッキーだったと思います」
会社のルールで最初に接客した人が契約する権利があるので、私がどれだけ親切にしてもなんら成績にはならないんだけど、お客さん第一なので納得されるまで話を聞いたりこちらも説明したりして、喜んで帰っていただいた。
数日後、「契約しました」という報告を待つのみ。
私も、こんな目に会って見たい。
火事とは違うけど、区画整理とか道路拡幅とかいろんなケースがあって、自分が希望するとかしないに関わらず家を建て替えないといけないお客さんもいて、その人がウチで決めてくれるかよそに行くかが私のちょっとした一言にかかっているというのが現実。
お願いだから来てほしいー。
今日も帰りにそんな感じののお客さんの家の様子を見に行き、すぐ近所の新しい家が移動しているのを発見。
どうか来てくれますように!