すでに昨日のこととなったけど

夜の10時半過ぎ、サイレンが立て続けになって、「火事?!」と外に出て見ると、近所の人が「どこかわからんねー」と言っていた。
見通しのいいところまでいくと、空に雲かと思うくらいの広い範囲で煙が見えた。
走ってそっち方面に行くと、消防車が来てるのに、水が出てない。
消火栓がない、とかいう声が聞こえてきて、火はどんどん燃えるのに、ぜんぜん水がでなくて…
近くに外の水栓が各家の前にあるのに、そんなんじゃダメと言っている。
こんなに大勢の人がいるのに、何もできないのか?なんとかならないの??と走っていると、(水が得られそうなところを探してた)燃えてる家の裏のほうで、火の粉が飛んでくる家の人たちがはしごをかけて屋根に登って水をホースでかけようとしていたので、「手伝いましょうか?」というと、「お願いします!」と言われたので、もうひとつあったホースのドラムを持って蛇口を探した。
向かいの家の人が、こっちにあります、と家の中に入れてくれたので、そこにつなごうとしたが、調子の悪い蛇口で、すぐ外れてしまう。
「針金かなんかありませんか」というと、その家の人が持ってきてくれたので、蛇口にホースを縛り付けて太いホースの先に細いホースを入れ、そこも針金で縛って、とおりかかった知り合いの人に、「これで水をかけてください」というと「わかった」と向かいの人と一緒に火の粉に向かって水をかけてくれた。
私は何をしていたかというと、すぐ外れるホースを手でおさえたり、針金で縛りなおしたりして、水が止まらないようにしていたんだけど、外の様子がわからなくて、出て見ると、このあたりは大丈夫になったようだ。
こんなに大勢の人がいるんだから、バケツリレーとか、なんかできそうなんだけど、とあとから思ったけど…(消防車が来てからやってたら邪魔だけど)
消防車が水を確保できたのがなかなか遅かったのは、別の場所で見てたAが言っていた。
普段何事もない時は気づいてないけど、水がすぐ確保できない場所、というのはこんな身近にあるんだなーと思った。
自分のところはどうか?というと、通りに面しているほうは消火栓から近いけど、裏ででも火が出たら、消防車は入れないし、川に水がなかったらアウト。
しかも隣近所みなくっついて建っているので、大事になるだろう。
さっきのとこもそうだけど、道が狭いし。
これから冬になると乾燥するし、火を使うことが多いので、気をつけよう。
寒くてもストーブをつけなくていいように鍛えよう。(ちょっと一般的ではないか…)