今読んでいる本

西岡常一という宮大工の方が書かれた本「法隆寺を支えた木」
木造建築にはやはりヒノキが最高なのだが、そんなに多く手に入らないので、他の木を使って建てられた事例を見ると、杉でも700〜800年で、ボロボロに劣化するそうだ。(普通の住宅なら全く問題ないけど。700年も同じ家が建ってること自体ないから)
ヒノキなら、1300年以上経った今も健在だ。
そんな貴重なヒノキは今となっては高嶺の花かもしれないが、ヒノキの香りはいいですね。(私が嫁入り道具に買ってもらったタンスはヒノキなのだ)
樹種を問わず現代は集成材が主流だけど、私は無垢材派だ。
自分の行ってる会社はもちろん無垢材。(ヒノキと杉とダグラスファーとソロモンマホガニーとナラ)
もしクビになって、他社に就職するとしても無垢材を使う会社に行きたい。
今住んでる家でも、大方は昔のものなので、無垢材。本物じゃない木(化粧ベニヤとか)はたまに使われているけど、せっかく自分で考えて建てるなら、本物の木を使いたい。
鉄骨とか2×4とかは自分としてはありえない感じがする。
なんで、って聞かれても。
日本人だから?木が好きだから?
周り中山だらけなら、ナイロン系の家(テントとか)もありだけど。または雪の家もあり。
自分も本物になれるようがんばろう。(天然にはもうなってるけど)