坂田峠〜白鳥山(山チャリで低炭素山行)


ガソリン代は高いし、地球も温暖化しているので、CO2削減のため、今週は近場の山に行こうと思っていて、大地にしようか白鳥にしようかと考えていたが、家からMTBで坂田峠まで行き、駐車場に停めて、歩いて白鳥に登ってきた。(頂上まで自転車担ぎ上げ、ガガーッ!とあの急坂をダウンヒルしてくればすごいかもしれんけど、そこまで体力ない。)
家にじっとしているのが最も省エネルギーかもしれないけど、じっとしておれない体質なので、せめて車を使わずに出かけた。
7時35分、子供が全員学校へ行ってから家を出た。
実は4時から起きていたのだけど、何かと部屋片付けたり草むしりしたりして、(帰ってからはやりたくないし)子供が起きるまでになんとかがんばった。
お弁当を作り、朝食を食べさせてからMTBで出発。
すれちがう小学生がジロジロ見るので、せめてもうちょっと新しいヘルメットを買わなきゃなー。(今のやつはすごい年季入ってて、子供が見たこともないような…)
そういえば、近々小学生も自転車乗るときはヘルメットかぶらなきゃいけなくなるみたい。
自転車は、上路まではべつによかったけど、(1時間ちょっと)そこから坂田峠まではけっこうきつかった。漕いで登って、苦しくなると降りて押す、を繰り返し、家を出てから2時間半かかってやっと坂田峠に着いた。
10時ちょっと過ぎ、登山道に入る。
自転車でけっこう普段使わない筋肉使って疲れて歩けなかったら?と思ったけど、そうでもなかった。いくら急でも歩くほうがラクだ。
金時坂を抜けると、「金時坂の頭」と書いた看板が。
ここまで50分。ノロノロ歩き。
シキ割で冷たい水を飲んで、雪渓を渡る。
たまに横に雪が見えるけど、登山道にはない。
山姥平からはカタクリが見事だった。

写真撮ったりしてゆっくり登り、昼過ぎ白鳥小屋に着いた。
中から笑い声がして、入ると、近所の人たちだった!
私が名前がわかるのは1人だけだったけど、聞くと、家がけっこう近くて驚いた。全然知らなかったし。(町内ちがうから。)
食べて食べて、と、漬物やドラやきを頂き、コーヒーまでご馳走になった。
今日は重いのが嫌でガスを持っていかなかったのに、温かいものを飲めるなんて。
しばらく歓談し、1時20分、お礼を言って小屋を出た。
彼らはなんか採りながらゆっくり下るそうだ。
行きに写真をかなり撮ったので、帰りはほとんど撮らずにさっさと降りたが、金時坂下部で、ブナの木とそっくりの幹で、葉が違う樹がいろいろあって、不思議なので、撮りまくって、気付いたら登山口に着いていた。
3時。
坂田峠の駐車場で、自転車に乗ろうとしていると、山姥方面から車が1台やってきて、中から声をかけられた。「すみません、この辺の道わかりますか」と。
「はい。どちらへ行かれるのですか?」
「どこってことないんですけど、向こうに抜けれないかと思いまして」と坂田峠の方をさす。
「こっちはじきそこまでしか行けませんよ」
「どこかに抜けられないんですか?」
で、たぶん、大平峠のことを言っているのかなと思い、「それは下で通行止めって書いてありましたよね、行ったことないからわかりませんけど」というと「じゃあもと来た道を戻ります」と帰って行かれた。
地図なくていきなり入ってきたら、このへんはよくわからないかもしれない。
行きはかなり苦しくて時間もかかったが、下りはなんと上路まで10分だった!
最高速度46.1K/h
家に4時頃着いた。