最高の時

今日、先輩の契約に立会い。
7時半の約束でお客さんの家の近くで待ち合わせしたのだが、途中、携帯にかかってきて、時間が早くなった、というのだ。
道が混むからとちょっと早めに出ていたが、40分も早くなって、ビックリ!
急いで駆けつけたが、暗くて道がわからない、しかも、すごくわかりにくい場所で、最近鍛えた土地カン(と、暗くても働く野生のカン)で、一発でたどり着いた。(表札もなく、先輩の車だけが目印!)
ひととおりの確認のあと、契約書にハンコをいただき、お礼を行ってお客さんの家を出るまで、ずーっと正座してた。(足をくずしてください、と奥様に言われたが、そのまま頑張った)
実は、展示場で、他の先輩から「決して喋らず、ガマンしてとなりに座っていなくちゃだめですよ」とか、「トイレ行きたくなっても、ガマンして正座してるもんです。チビっても、座ってなきゃダメですよ」と、ありがたーい、予備知識を与えられていたので、そのとおりにしていた。「お客さんの方から話し掛けてきたらどうするんですか?」というと「愛想笑い程度に…」というご指導だったので、そのとおりに。
行く前は緊張してビビッてたけど(自分の契約でもないのに)行ってみると、和やかな雰囲気と、自信に満ちた先輩の一挙一動に、こちらも落ち着いてきた。
一通り終わってみると、(なーんだ、前の会社でやってた工事請負契約書といっしょじゃん、それよりかハンコ少ないし。)と思ったが、全然立場が逆っていうか、前はお客さん=元請会社が作ってくれてたものを、今度はこちらがすべて用意して、しかも、印紙代はお客さん持ちという…
なにしろ、間違いがあってはならない世界なのは同じだが、図面や仕様書が後日変更可なのも同じだった。(本来どうなのかは知らないけど)
契約金を受け取ると、先輩は「Yさん、数えてください」と言うので、(お金を数えるのは前の仕事でなれている)私が数えたが、こう言う場合、1人より、2人いたほうが、信頼性が高い感じがする。
契約の同行、というと、今まで(そんな、大事なときに、担当者以外の下っ端がついていくなんて、邪魔じゃないの?)と思い込んでいたが、実は、邪魔どころか、向こうも2人なので、こっちも2人いたほうが自然な感じさえした。(思い込み?)
今まで2ヶ月あまりこの仕事してて、なんといっても、営業マンの最高の時、それは”契約”の時だ、と思った。