疲れたー

展示場の帰り、お客さんの家に寄り、「玄関先で詳しい話もできませんので、今度展示場に来てください」と言うと、「ごめんなさい、先週いらっしゃったときは、言いそびれたけど、もう家を建替える予定で、業者も一年前から決まってます。あまりにも一生懸命話されるので、言いにくくてつい…」と、ホントに申し訳なさそうに言われて…
何故見学に出かけたかと言うと、間取り等の参考のためだそうだ。(家が古かったし、「建替えなくてはならない」と言われたので、つい、見込みがあると勘違いした)
そういう人もけっこういて、「見に来ただけだから」と普通は言うんだけど、私があまりにも一生懸命喋るので言えなかったそうだ。(ちょっと知ってる人だったし。)
考えてみたらそんな感じの人がまだまだいて、全部業者が決まってたら!と、ガックリ疲れた。
決まってるなら決まってるって言ってくれれば、留守のお宅に何度も会えるまで夜遅くに通わなくてもいいんだけど、これも勉強か。
ベテランの人々は、それを見抜く力があるんだろうか。
それにしても、「また来てもいいですか?」というと、たいていのお客さんは「いいですよ」と言われるのはなんでかな?
(家を建てることはできないけど、私と話すのはおもしろいとか?たいてい笑ってくれるし。)
自分なら、「とても家を建てられるほどお金がない」とか思ったらすぐに「かんべんしてください、全然予定ないんです」かなんか言うけど、それを言わないってことと、古い家に住んでるってこと、家族みんなで働いてる、ってことが重なって、(うちもそうだけど一応)なんだか期待させるのだ。
期待させるお客さんは2ヶ月の間に数人に増えたけど、私が観察している超やり手な先輩は(私よりかなり年下だけどね)、可能性がある、というくらいではお客さんと思わず、真の確実な人だけをお客さんにしている。
そんな人が現れるのを運を天に任せて待っているほうが、ジタバタ動くよりいいんかなー。
まーとにかく、今週は泊りがけの研修があることだし、真面目に勉強しよ。