手作り寒天

朝5時ごろ窓をトントンと叩く音がする。(早!)
隣のA川さんだ。
「あんたこれ食べてみて」と、四角く固めた寒天を頂いた。
海で天草を拾ってきて、1週間ほど水をかけては天日に干し、白くなったものを煮とかして料理するそうだ。
今日もらったものは、味のついてない寒天で、ドレッシングをかけて食べるといいよ、と教えてもらったが、ところてんのように細く切って三杯酢で食べてみた。売っているところてんより少し柔らかめだ。
もとの天草も見せてもらって、憶えたので、夕方仕事の帰りにちょっと浜まで寄り道して拾ってきてみた。
A川さんに見せるとあっているという。
1週間天日に干しては水をかけるというのはなかなか大変そうだと思ったが「あんた、朝と夕方だけやればいいし、そんな大変じゃないよ」と言われた。近いので、朝早く起きれた日とか、夕方余裕のある日なんかにちょっとずつ拾ってきて乾燥させれば…