雪の8号線を…

最近首が痛いから(寝違えて)車で学校に送ってほしいとAが言うので、昨日まで朝、夕方と中学校まで通っていた。
が、私が中学校まで行ってきてから会社に遅刻しないように家を出るとすると、それはAにとってはちょっと早起きなので、治ってきた今日は「もういい」と言ってなかなかおきてこなかった。
「雪が降るから歩いていかんなんよ」と言っていたのに、夕方帰ると自転車がない。S作が先に帰っていて(今日は私立の試験の日なので、学校の決まった子は自習で早く返された)「先生が自転車で来ている人は置いて帰るようにと言っていた」というので、T治郎をサッカーに送ってそのまま中学校にAを迎えに行った。
今1年のAは、コートとか雪のときの靴とか、持ってなくて(小学校のときのならあるんだけど、「誰もそんなの着てない」というのがAの口癖)今年は暖冬だから、買わずに済ませよう、と思っていたら明日学校に行くのに困る状態になってしまった。
Aを車に乗せ、そのままパパの店に行き、ちょうどいい靴があったのでもらってきた。かなり気に入っていたからよかった。
その後今度はコートを買いに8号線を黒部まで走った。
私なんかは山用のゴアの雨具を普段着ているんだけど、「人と違った服装をしたらダメ」という感覚がある中学生のAは「黒とか紺で、ボタンのついたやつ」とか言っているので、それを探しに行ったのだ。
雪がザンザン降ってきて、水の出てない8号線は雪が積もって40Kくらいでノロノロと進んでいる。
黒部に着いて、コートを見つけ、(3,000円だった。2月なので安くなったのかな)すぐ引き返した。
T治郎を7時半に迎えに行かなければならなかったが、前の車は40Kをかたくなに守っていて時間がかかる。おまけに救急車も通っていった。(2回も)
やっと小学校に着いたら7時40分で、誰もいなくて、T治郎は雪の中を歩いて帰ったのかなと思ったら、私の車を探して駐車場をウロウロして小さい頭に雪が積もっていた。(ごめんねー)
何も夕食の準備をしてなかったから今日の晩御飯はインスタントラーメンだった。(これでみんなが大喜びする家族っていいのかどうか…)
今日は急に寒い冬が来て、(今までのんきに過ごして)なんか「アリとキリギリス」の、キリギリスになった気分だった…