ビーチボール

Aはスポ少でビーチを習っているが、試合のたびになぜか大人がつかなければならないことが多い。
メンバー4人の親の中で前回はSちゃんのお母さんが引き受けてくれたが、今日の試合は急に言われたし、こっちも忙しかったので連絡をとっていられず、Aの言う「子供だけでもいいといわれた」という言葉を信用してそのまま送っていったら開会式を見てビックリ。
3世代ビーチの名前の通り、どのチームもお父さんお母さん世代とおじいちゃんおばあちゃん世代をきちんと入れたチーム編成で来てるのだった。(それにしてもよく集まったと感心する私が遅れているのだろうか)
うちもSちゃんもTちゃんも、じいちゃんやばあちゃんがビーチをするどころでないし、(あちこち痛くて飛んだり跳ねたりできないだろう)それどころかこっちもまだ完全にムチウチが治ったわけじゃなくて怪しいのだ。
で、先生が一人入ってくれるというので、初め子供を3人出して(いいのかな)と思ってみていたが、何も言われなかったので、1試合見学した。
見ているうちになんだか今の自分でも出来そうな気になってきたので、2試合目は1セットだけ出た。
大人が一人入ると子供が一人抜けなくてはならないので彼女らは嫌がるのだが今回のルールなのでしかたない。
で、やってみて思ったけど、私のほうがうまいかもしれない。(と思っているのは自分だけ?)
それにしても、上を向くのがむづかしかった。ちょっとよくなりかけた頃、上を向いて調子が悪くなり耳鳴りがひどくなったので恐怖心があるのか、それとも首の筋肉が固まっているのかわからないが、真上を向くのがむづかしいのだ。
それでもなんとか3試合目は全部出た。
今回のは交流、という要素が強いので勝っても負けてもどうってことないのかもしれないけど、やっぱり1試合くらいは勝たせてあげたかったな。
あと1点、とかで負けたことが2回あって、惜しかった。
試合が終わり、おなかすいたーとみんなの顔に書いてあったので、「表彰式まで15分あるし、外でうどんや豚汁売ってたからいまのうちに食べよう」と言って買って来て椅子に座ると「閉会式なので集まって下さい」とけっこう早く放送が入った。
で、椅子におわんを置いて下に下りていった4人のうどんと豚汁を見張っていて表彰式に出られなかった自分はちょっとタイミング悪かった。(でも、おつゆの入ったおわんを誰もいない2階のギャラリーに置きっぱなし、というのはなんか抵抗あるんだよね。まさか毒入れられたりしないと思うけど)
リーグの中で4位の賞状もらって戻って来たみんなは「ちょうどいい具合にさめていて食べごろ」と言っておいしそうに平らげていた。
いっぱい食べてかわいいなあ…と思った。(小さいときはすぐ「これもう食べれんから食べて」と残り物をどっさり私の方に持ってきてたのに)
もうあとちょっとでスポ少ともお別れ。中学でどんな部活に入るのか、まだ決まっていないようだけど、なるべくS作と同じ陸上に入ってくれたら助かるが、こればかりは本人次第…
来月また大人が出る試合があるようだ。そのときはもっと治っていると思うから今度は最初からちゃんと出てあげよう。