ごほうび

昨日はT治郎と大喧嘩した。
なんでかというと、「友達は、全部1位とったらDS(任天堂DS)買ってもらう約束で、全部1位だったから買ってもらえるのに、なんでT治は何もなしなんよ!がんばって2位になったんだからごほうびくれてもいいにかよ!」と怒鳴り散らすのだ。
しかも「ママお金落として大変だから、この次にしてくれる」というと、「そんな高いものじゃないから買ってくれてもいいのに、なんでだめなんけよ!」と怒る。
だから「運動会で速く走れたり、勝ったりするのは自分がうれしいので、べつにごほうびもらうためにがんばってるわけじゃないやろ?速く走れるだけですごいことなのに、なんでごほうびいるの」と言うと、泣いて怒る。しかも、サッカーボールを持っているのに、新しいサッカーボールをくれ、と言うのだ。
AもT治郎も、けっこう大勢の子がごほうびもらってるって言う。
S作なんて、同じ日に新川大会で大会新だしたのに、淡々としている。
だから言ってやった。
「ママは、クライミングもランニングもシューズは、ボロボロになるまでがんばって、履けなくなったら初めて新しいのにかえるんだよ。うまいひとはみんなそうしてるよ。ヘタな人は、自分ができないのを道具を変えたらできるようになるかもしれない、と考えて、次々新しいのを買うんだけど、結局やめちゃったりするんだよ、F君もYちゃんも(2人とも2年なのに、レギュラー。)も、ボロボロのサッカーボール使ってる。練習して練習してボロボロになったんだよ」といって聞かせたが、全く聞こうとしない。ものすごい腹がたった。
じいちゃんが「おまえがんばって3年になってレギュラーになったら新品のボールやるわい」と言ってくれているのに、まだ怒っている。
疲れたのか、何か日頃のほったらかし状態を怒っているのか、と気付いたので、「じゃあ、明日プールに行くって言うごほうびでは?」と言うと、「そんでいい。」と納得した。
兄弟の下にいくほど新しいものをほしがる。お下がりが多いのはしかたないが、実はいちばんたくさん新しいものを買ってもらっているようなきがする。