蜃気楼

蜃気楼を見る人々

今日税務署に行った帰りしんきろうを見た。
しんきろうロードで。
一度も見たこと無かったけど、もしかしたら出てるかな、と思いながら車で走っていると、駐車場のようなところで人だかりがしていたので、止まってみた。
ながーいレンズをつけたカメラを三脚にセットして待つ人、双眼鏡で見る人。
「蜃気楼でてるんですか?」と、尋ねると「生地の方はこれから出そうに、ボヤーッとしている。もうすぐだ」とか「ほんとのいい蜃気楼じゃない」とか勿体つけるおじさん。「あれが、そうなんですか」と、海の向こうに見える街をさしていると、横からほかの人が「あんた肉眼じゃわからんからちょっとこれのぞいてみ」と双眼鏡を貸してくれた。
「海に浮かんでいる白い浮きの向こうに白いカマボコみたいな建物が見えるのと、その左に2本長いクレーンのように見えるのが蜃気楼だ」と説明してくれた。
それより左のは本物の町だという。(あんまり区別がつかない)
新聞で立山連邦とかが見えているのをみたことがあるので、そういうものかと思っていたが、あれじゃ、私一人だったら蜃気楼なのかほんとの町なのか区別つかなかった。が、通の人たちがいうには、「あの白い建物は普段から見えるが、もっと低くほんの少し見えるだけ。あれだけ見えるのは蜃気楼だ」とか。
当然携帯のカメラでうつるほどのものじゃないので、蜃気楼を見る人の写真とっただけ。それにしても暑かった。
帰りに入善でも海が見えたので蜃気楼が見えるかと思って見てみたが、さすがに何も見えなかった。なぜ、魚津で見えるのかな??