アレルギー検査

T治郎の食べてはいけないものを見つける検査の日がやってきた。
朝仕事に遅れて行くと言ってあるので悠々と8時25分に家を出た。(それより早く病院に行っても待ってるだけ)
待合で同じ小学校の女の子と一緒だった。
彼女が先だったがT治郎が2番目で、ちょっとゼーゼー音がするので吸入してもらってから検査用に血液とって、そのまま学校に送っていった。薬はおばあちゃんがもらってくれると言うのでお願いして学校の担任の先生と栄養士さんに話をしてから仕事に行った。
さっきの女の子と同時に登校だった。
事務所についたら9時半だったのでけっこう早く行けたかな。
これが、私が仕事に行ってなかったとしたら、たぶん、子供は「休みたい」とごねて、ムリに学校につれていくのが大変なため、なし崩し的に休ませて、ネコのいる家でダラダラ過ごして余計喘息がひどくなって…と、考えると、学校が好きな子どもと、仕事のある自分に感謝しなくてはね。実をいうと、家に一日中子供といることが、仕事してるより、疲れる。
たまにはいいんだけど、土日2日間続くと、イライラして、子どもに当たったり、なんてイヤな母親。
小さい頃は、「運動公園に行きたい」とか、「墓の木に行きたい」と子供に言われて、そこに連れて行けば、勝手に遊びを見つけて遊んでくれて、大変楽だった。
今はお金のかかるところばかり行きたがるので、ついつい、家にいることが多い。
正直言って、月曜が来るとほっとする。でも「ママー、T治郎のためにママのほしいものかえんから、生まれてこなければよかった?」と聞かれたときは焦った。
「別に。ほしいもの買えなくても生まれてきたほうがよかったよ。」