餅は10回

けっきょく3時半ごろまで餅をついていた。
10回分ついた。
9枚しかないけど1枚分は昼にみんなで食べたから。機械の都合で1枚が小さいのだ。
この調子だと、M雪ちゃん(ダンナの妹)や、A子(私の妹)や母に少しあげたり雑煮にして食べたりしてると年始めにもうなくなりそう。
前に欲張って大きい餅をついたらなかなかつきあがらずに米粒が残っていたので、この大きさでやるしかないのだが、31日にもう1回つかなくてはならないのだろうか。hoochie家は全員大餅食いだ。
その昔、下駄やをしていたおじいさん(昔に亡くなっているけど)のころは元旦に100個ほど餅を食べたと聞いている。たぶん、全員で、だと思うけど、おじいさんだけで、50個は楽勝だった、と、今のおじいさんが自分などまだまだだ、という感じで毎年話す話。昔の人はすごかったなあ…
この話を10何年まえに聞いて、自分はいくつ食べられるかチャレンジしたのが、友達のS子ちゃんの家(人んちでやるな!)だった。
バイクでS子ちゃんの家に遊びに行くと、いなかった。お母さんが、せっかく来てくれたから、ご飯でも食べていけば、と、お餅を焼いてくれるという。
いくつでもいいよ、何個焼く?と、聞かれたので、10個、というと、笑って10個焼いてくれて、それを全部ペロリと食べたのだ。
今食べれるかどうかわからないけど、S子ちゃんのお母さんは今年の秋に亡くなってしまった。私も子どもの友達に思い出してもらえるようなお母さんになれるかな…