100円ショップでの出来事

名古屋に行く途中、コンビニでお弁当を買おう、と、止まった店の隣に100円ショップがありました。
100円ショップ好きの長女が、ぜひ、中に入ってみたい、というので、少しだけ入り、みんなで600円の買い物をして、帰ろうとすると、レジのオネエサンがT治郎を見て、「クワガタいらない?」と声をかけてくれたのです。
そりゃ、いるに決まってるのですが、私が「今朝まで飼ってたんだけど、実家に遊びに行くし、かわいそうだから逃がしてきたばかりだから、近所の子にあげてー。」というとはじめはあきらめたT治郎でした。
じつは、一匹私が家にいないあいだに死んでいたのでT治郎以外の子どもはかわいそうだから逃がそうと言っていて、その、お店のクワガタも、車に長時間載せていくのはあんまりだからやめようと、クワガタの立場にたって言っていたのですが、T治郎はただ単に欲しいのでした。
4日間あきらめきれず、「あー、あのクワガタ欲しかったなー、なんでもらわんかったんよー」と、私を責めるので、「じゃ、帰りに100円ショップによって、まだいたらもらおう」ということになったのでした。
それで、帰りにもまたよって、オネエサンに聞くと、昨日、他の子にもらわれていったと言うことでした。
ちいさかったけど、ノコギリだったので、よけい、欲しく思えたのかも。素直にもらってあげたらよかったかもしれないけど、あの暑さで、車に何時間も乗ってたら、ゆだっていたかもしれないと思うので、心の中にだけ焼き付けておけば。