ウドがあった

独活谷

今日あまりにもあったかいのでもしやタラの芽満開?では、と思い、午後から出かけた。朝行きたかったのだが、今日は7時過ぎに仕事に行かなければならず、終わってから一目散に駆けつけた。
思ったとおり背の高い大物たちは芽を出していた。さっそく収穫。棘が痛いが、キノコやタケノコのようなむづかしさがなく、難なく採れる。見つかりさえすれば採るのはかんたんなのだ。発見してから何日もたったがやっと収穫時期に。ところが、本命の場所に近づくと、ウォーン!ウォーン!と、草刈機の音。これは、うかうかと近寄ると、オヤジにいろいろ聞かれてあげくのはてに「ここで山菜をとるな」とかいわれたらヤバイ。見つからないよう行動すべし。と、Uターンし、違う谷に下りることに。まああっちよりは規模が小さいがここもよいとこだ。そのうち、ふと、横を見ると何か懐かしい感じの太い植物が…ウドだった。小躍りしてポキン!と折り取る。写真は忘れた。それどころではない。草刈機の音が近づいたり遠ざかったり…オヤジに見つからないうちに帰ろう。その他の山菜をとりつつ、帰途につくが、帰りに車止めの近くでツクシを採るのを忘れてはならない。家に帰ってから山菜の王者とはいったいなにか、という課題を考えつつ写真を撮ったりしていたら、大事なフキノトウの佃煮を焦がしてしまいショック。結局食べてみた結果、ウドが王様、ということになった。