立山

hoochie2003-02-21

私は通常火曜と木曜の夜友人宅のクライミングウォールにのぼりに行っているのだが今はもしかしたら靭帯が切れているので昨日はお休みした。
いつも師匠から(山の師匠であり、キノコ採りの師匠でもあります)「あんたの滑りは無鉄砲だよ」と注意を受けており、気をつけてはいるのです、が、こんな遅いスピードでこけたのにと思うほどなので気をつけるとかそう言う問題ではなく実はからだが硬いのだと思い当たる。
ところで昼間子どもの通っている小学校の授業参観と学級懇談会があったのだが、うちは5年と3年に子どもがいるため、2階と3階を行ったり来たりするのがふつう。5年のほうは来ている親の数も少なく、全員母親のみだが、3年のほうは夫婦で来ている人が何組もあり、図工の時間なのだが、そばでつきっきりで手伝ったり写真を撮ったりしている人も見られ、あまりにさびしい5年の教室と先生が気の毒になり懇談会は5年の方から行くことに。はじめ私を入れて3人だけ。後から増えたがそれでも7人。なんか先生が一年間にやったことの報告を懇切丁寧にしてくれるのでその場を立ち去ることができず珍しく最後まで残ってしまった。
その中でも1月に行われた宿泊学習@国立立山少年自然の家の最後の日のカレー作りの話は感動的…なんと真冬の立山で外で作ったらしい。(もちろん山の頂上ではないが…)しかも野菜を切ったり洗ったりする場所と、火を起こし、なべをかける場所は200m以上離れていて、その途中には階段があるのだが雪が積もって凍り、氷の坂になっているというのだ!そこを切った野菜を運んだりしている子どもたちの姿が目に浮かび、そんな場所でも先生が中でやろうといわなかったのは何か考えるところがあってだと思うけど、一昨日富山の北アルプスが特別な場所だという観念を植え付けられた自分としては、11歳にして、天下の立山で真冬の野外料理か!と感心するのみ。ところがうちに帰って子どもに聞くと「まあ結構離れてたけど」とさほどたいへんそうでもなく、そういえば係じゃなかったから運ばなくてよかったんだよねーと帰った日にいってたような。先生はスキーウェアを焦がしたりカレーでぐちゃぐちゃにしないか一番心配だったらしい。でもこういうときってなんでいつもカレーなのか謎ですね〜。