昨日は大活躍

入院して大活躍もなんもないけど、午前中からひっきりなしに(しかもうまい具合に同じ時間帯に重なることなく)お見舞いの人が来てくれて、調子よく話ししたり(と思ってるのは自分だけで元気な人が合わせてくれてる)おやつをいただいて食べたりと、昼間一睡もしなかった。
夜は疲れてさぞかしよく眠れるだろうと思ったら、夕食を半分残したのがたたって夜中におなかがすいて眠れませ〜ん!参った!
ちょっとだけ鞄にあったお菓子やら果物をつまんで食べたけど朝胸焼けがするといけないので控えめに。
洗濯したり動いてフラフラになり朝食の待ち遠しかったこと。
それも点滴がきいて治ってきたおかげ。
朝、昼はほとんど食べる事ができた。
ちょっと固めのおかずはやはりきつい、離乳食の赤ちゃん並みだ。
やってることも赤ちゃんとさほど変わらんし。
赤ちゃんは、寝て、起きておっぱい飲んで離乳食食べたり、なんかあればオギャーと泣いて、おしっこやウンチしてまた寝て、たまに機嫌がよければ笑ったり…
私と言えば、寝て、起きて、食事が来れば食べて、食べればトイレ、そしてなんかあればナースコールを押して、機嫌がよければ看護士さんと話して、お見舞いの人の話に笑ったり…あんまり変わらん!
かわいさはだいぶ違うけど〜。
けど、赤ちゃんじゃないけど私ってみんなに心配してもらって可愛がられてるな〜とこんなときでも幸せを感じる。
富山にいるのと違って夫は毎日来てくれるし、近所の友達も入れ替わり来てくれる、最初の日はしゃべるのも大変だったけど「ごめんねー、昨日こようと思ったのに遅くなってー」って言ってくれる人もいて、(それ、自分のうちの人並みじゃん!)って思った。
病院が建つ時の工事にちょっとの期間仕事でかかわって、図面も見ていただけに建物にも何か愛着もあるし、看護士さんやヘルパーさんも知ってる人が多い。
去年お世話になった看護士さんや先生に「1年間ほんとによく頑張って治療に通ったね!」と言われたとき初めて、そうか、もう1年も経ったんだ〜と肩にズッシリ重みを感じた。
私も頑張った。
家族も全力でサポートしてくれた。
友達も応援してくれた。
主治医をはじめ病院のスタッフの方々はもちろん全力で治療に当ってくださっている。
最初から手術はできない、完全に癌をなくすのは困難、と言われているが、素人考えかもしれないけど”末期”なのは”癌”であって、私が”末期”なのではない、と思おう。
癌が末期で終って私の体力が強ければ勝つ、そんな勝手な勘違いをしてでも笑っていた方がいい!