富山の病院へ行った

退院後、初めて長い距離運転した。
高速で富山西インターまで行き、10時に予約の入っている病院に向かった。
1時間くらい待って、やっと順番が来た。
今まで、退院した退院した、と喜んでそんなことばかりを日記に書いているけど、なんで入院したかはあまり書いてなかった。
病名は胃ガンの腹膜播種。
腸やら腎臓やらどこらじゅうにひろがっているので切って治すことはできない。
それで化学療法、と言って、点滴やら飲み薬の抗がん剤治療を受けている。
文字だけ見るとかなり重い話題なのでちょっと言い出しにくいところもあって、書くのを先延ばしにしてきたけど。
治るか治らないかはあまり考えないようにして(そんなことは治療してみないとわからないし)今調子よければ、ありがたい!という感じ。
どんなに丈夫な人でも死なない人はいない。
自分は何で死ぬかまだわからないけど、(交通事故か、食中毒かもしれないし)その可能性のひとつとして、病気がひとつわかった、だからそれに気をつけてひどくならないようにしていけばもうしばらくはこのままの状態でいられるんじゃないかな、と思う。
最初に診断した医師からは「もう仕事もできない」とか「目標をあきらめなければならなくて残念ですが」みたいなことを言われたけど、100%以上を目指すのでなければ十分自分が生きる価値を見出すこともできると思う。
とはいっても子どもたちと生活していかなければならないので、普通に働いている人と同じ地面の上に立っていたのでは、あっというまに破産してしまう。
自給自足目指して外で身体を動かし、たまに出来る仕事があればする、という(定年後の人みたいだけど)ことをしばらくやっていこうと頭の整理がついてきた。
退院以来寝たり起きたりの生活だけど、今日は車の中で30分寝ただけで夜までもった。
しかも、お昼にラーメンを一人前完食することができた。(290円なのにけっこうおいしくて満足)

今日の血液検査の結果は、入院時よりすべての数値が良くなっている、ということだった。
よかった!
来週、化学療法の3回目が始まる。