おじいさん

展示場の外に立っていると、70代くらいのおじいさんが歩いてきて、「見せてもらってもいいですか」と言うので、「はい、どうぞ」と中に入ってもらって、案内した。
話しているうちに、雰囲気といい、背格好といい、亡くなった父によく似ている。
ただの見学とはわかっていたけど、一生懸命案内した。
生きていたら、私がこんな仕事をしていると話せるのに、と思った。
それにしてもほんとにそっくりだった。
住所と名前を書いていかれたが、あとから住宅地図を見てもわからなかった。
きっと来られたら困ると思って、違う住所を書いて帰ったのか、町内名で書いたのか。
それとは別に、今朝、家の近くを歩いていたら、展示場にある鉢植えとそっくりな花が2種類もあるお宅があるのを発見した。
そんなによくある花ではないので珍しいことだ。(しかも同じような鉢に植えてあった)