お客さんと楽しい時間を

今日は朝から所長に「先週内見会のほうが忙しかったので、今日はみんなで行きます。Yさん、展示場のほう一人で大変だけどおねがいします」と、何気なく接客の許可が出た様子。
「わかりました!」と張り切って玄関先をきれいに掃除、(この頃まだ天気はましだった)中に入るとだんだん大荒れになってきた。
「こちらにお客さんが来ますからお願いします」と所長から言われていたが、所長のお客さんのSさんだった。
もう建築中だし、私が多少天然なことを喋っても(50坪の家を75坪とか喋っても!)キャンセルされたりしないくらい、この家を気に入っている人だ。
年齢を聞くと、30だそうだ。
若いのにとてもしっかりした人で、奥さんのおかあさんを連れてこられて、家の説明をしていた。
この若さで家を建てられるくらい、お金をためたことがまずすごいと思うが、いろんな展示場をまわって、やっと気に入った家に出会うことができました、と、自分の選択にとても自信を持っておられ、そのことがすばらしいと思った。
職業、勉強していること、等、いろんなことを聞くにつけ、こんなすばらしいお客さんと話すことができて今日は展示場にいてよかった。
実は先週も会っていて、私が案内したのだが、そのときかなり間違ったことを喋ってしまってて、あとから所長にうちあけると「大丈夫です、そんな小さいことは気にしなくても!」と言っていた意味がわかった。
若いのに物事の本質を見る目をもったSさんと、Sさんを信頼しきっている奥さん、また何回かお会いする機会があると思うが、営業という仕事は人との出会い、関わりが、喜びとなる仕事だ。
こういういいお客さんばかりではないかもしれないが、自分が誠心誠意仕事をすれば、必ずお客さんの方から寄ってきてくれると思ってがんばるしかない。
ちょっと遅くなったし、家がどうなったか心配だったので、(家が、というより晩御飯が、)電話すると、今日用があるので遅くなると言っていた母が私より早く家に着いていて、「今、晩御飯作り始めたから心配せんでいいよ」と言ってくれた。
一刻も早く帰ろうと、買い物もせず家に向かった。
ちょうど準備ができて、ご馳走になるだけになってしまったが。