タダでリフォーム

住宅の仕事をすることになったのだけど、それなら自分の家は一体どういう状態かというと、家に一日いることになると、あちこちひどいものだというのが目に入る。
朝仕事に出たまま夕方帰って、またどっか出かけて、とやっていた頃は「あー、あのへんが散らかってるな、でも、今急いでるからまたあとで」と言ってはそのままになっていたのが、家にいると、掃除しなくちゃ、直さなくちゃ、と家にある材料で修理したり作ったりしている。
昨日は冷え込む台所の床にパネルカーペットを敷き並べた。(なぜか家にあった)
ちょっと暖かくなったかな。
ただ置いただけなんだけど、ほんとはAKシールというもので貼るといいみたいだ。
でも高い。
あと、外に出る引き戸が閉めても多少隙間が開いているので(家が傾いているのか、戸がゆがんでいるのか不明)肉や魚が入っていたトレーを細く切ってテープでつなぎ、隙間に貼った。これで風が入りにくくなった。
風呂の窓も修理。
(この風呂は父の手作りで、プロに作ってもらったものではない。)
今日は、昨日玄関の片隅で発見したスポンジと車用の座布団を使って、座布団2枚を作った。
黄色い畝のあるフリースをカバーにして、いす用1枚と床に置くもの1枚を作り、余ったスポンジで居間の引き戸に隙間テープ代わりに両面テープで貼り付けた。
戸を閉めたとき、ピシャ!というのが今まで気になってたけど、これでソフトに閉まるようになった。
このスポンジは前に飼っていた猫(フーチ)の座布団の中に入っていたものらしく(どういう色か忘れた)黒いネコの毛がいっぱいついていた。
それを「わー!汚い!」と思うか、「かわいいな」と思うかは自由。
フーチは死んでしまったけど、形見のスポンジが戸に貼り付けられてみんなを暖かくしてくれるのかなー。
それからいつも気になっていること、「コタツに入ったみんなが、動きたくなくなって、ティッシュやお菓子のゴミをコタツの上に置きっぱなしにする」を解決するため、ジュースの空き箱(フルーツとか野菜ジュースのセットが入っていたきれいな緑のダンボール)を利用して、ゴミ箱を作った。
箱っていうものは、切り込みだけで組立てられていて、それを違う形にする時は、また別の場所に切り込みを入れたりして、けっこう頭を使う。
折ったり切ったりしているとそのうち、ダンボールがクタクタになってきて、テープを使わざるを得なくなる。
それと、座布団を作るとき、ミシンの部屋が寒かったので、ここも隙間風対策をした。
全部家にあるもので作ったりしたので、材料を買いに外に出ることもなくて集中できた。