無事完走


ハーフマラソン走ってきた。
今日隣の町で行われた、「扇状地ラソンINにゅうぜん」
暑くも寒くもなくてちょうどよかった。
寒かったら…?と思って一応ダウン持ってったので、それ着てたら全然寒くなかった。
走るときは車のキーだけ落とさないように、ファスナーつきのポケットのついた長袖のハーフジップを着ていたので、体を冷やすこともなくて(ていうか今日なら半袖でも大丈夫だったかもしれない)最後まで元気で走れた。
9時前についたら駐車場はいっぱいで、路上しかない、と係員の人に言われる。
(前に来たときは停めれたんだけど?)と思ったけど、出場者が増えているんだろうか?
一応開会式も出てみた。その後体育館でストレッチ、グラウンドでアップして、着替え、ナンバーカードをつけて集合場所に10時に行くと、見るからに鍛え上げている感じの人ばかりだ。
(よかったのかな?こんなとこにノコノコでてきて…)とちょっとは思ったけど、自分なりに走ってきたから、(ビリでもいいから歩かずに走ろう)と考え、時間までストレッチして、バーム缶飲んで待っていた。
10時半スタート、まんなかあたりからスタートしたが、”おおっ!いきなり速い!”と正直思った。スタートからどんどん速いペースに巻き込まれたらあとが大変かも、と、速い人には抜いてもらう。その後、前後にあまり人がいないように自分の位置を確保、(速い人には抜いてもらい、遅い人は抜く、を繰り返す)なるべく車間距離?を開けて走る。
待っている間にシューズの紐が気になって何度も結びなおしたりして「これでいい」と思ったのが実はちょっときつかったとみえて、走り出して1kくらいしかたってないのに、妙に足がしびれてきた。なんとかなるだろうとそのまま走ったが、どんどんしびれて大変だった。でも結局止まって結びなおしたりはできない雰囲気なのでそのまま行くしか。
呼吸はコントロールできないくらいになることはなかったけど、長い距離走り慣れてないため、足の裏が痛いのなんの、もう折り返し地点からこっちは(靴底に穴があいてるんじゃないの?)と思うくらい、地面からの衝撃がビシバシと足の裏に伝わってくる。もっと足の裏を鍛えなければ。ていうか今は我慢して走るしかない。これで足がどうにかなるわけじゃなし、今日はだましだまし走り、後の課題にする。
給水は4回あって全部飲んだ。飲み方がヘタなので、歩いて飲んだりして(誰も歩いてる人なんていなかった。みんな上手に走りながら飲んでいるぞ)数人から抜かれたが、また抜き返し、と、水は完全に飲んだ。
行きに調子よく抜いていった人が、帰りに足がつって止まっていたり、歩いたりしている人もいた。厳しい世界だ。自分もいつなってもおかしくない、気をつけよう。
橋の下をくぐってしばらく行くともう、トップ集団が帰ってきた。
はやー!なんという迫力!
私とは別の世界の人たちだなー!とほんとに思う。すごい速さだ。
その後折り返し地点の手前曲がり角の少し前で女子のトップの人が帰ってきた。
それから曲がったら、いつもグラウンドで会う人たちがものすごい勢いで飛ばしてくる。
こっちもがんばらなくては、せめて橋の下の下りだけでも飛ばそう、転がらないように、とやっていると折り返し点が近づいてきた。
水を飲んで(ここでも歩いて飲んだ)元気を出して走った。
自分のすぐ前にきれいな走り方の人がずーっと走っていて、「こんな感じで走れたら」と思うのだが、たぶん自分はぜんぜん違うタイプ。たまにガラスとかに映った自分を見てチェックするが、みるからにバテてはいない(実際まだそんなに苦しくはなってない)のでそのまま行くが、その人についていったら楽だった。(結局最後に足の裏が痛くて痛くて速く走ったほうが楽だったので抜いたけど。)
15k地点を過ぎてしばらく登りを行くとお酢さんが道の右側で応援してくれていた。
(ここがお酢さんが教えてくれた最も苦しいポイントなのかな)と思い、そういえば、行きにはけっこう下りだったことに気がついたのを思い出した。一人で道だけ走っているとあまりわからないが、前方に大勢の人がいると、その頭のラインで下りの傾斜がわかるのだ。
行きに大げさにいうと「海までかなりの角度で落ち込んでいるなあ」と思ったのだ。だから帰りはきついわけ。でも気をつけていたので大丈夫だった。
あとは、練習のときに苦しくなったところをクリアすればゴールはすぐだ!
最後の信号を曲がり、ちょっとペースをあげた。
が、ゴールはグラウンド、そこに入る手前の道路がかなりの登りで、日帰りで朝日に登ったあとの北又の100段の階段、という感じ。けっこうきつかったが、ペースを落とすわけにはいかない。
なんとかグラウンドに走りこみ、2人に抜かれたが必死でついていった。
タイムは1時間51分35秒だった。(ハーフは初めてなんで速いのか遅いのかよくわからない)2時間以内で走れればよしとしよう、という大して高くない目標だったので、これは達成された。ひたすら走る10kにくらべて、ペース配分みたいなものを考えたかもしれない。(いきあたりばったりだけど)
ゴールするとすぐその場で完走証を作ってくれて、それを受け取り、アクエリアスを1本もらって、ストレッチしながら飲んだ。
ゴールでもお酢さんの姿を見かけたが、さっきのところから走ってきたのだろうか?速い!
息子さんが中学生の部で出ていたので一緒に来ておられたらしい。
そういえば知ってる人に大勢会った。サッカーの子供とか。
表彰式も見てきたけど、ハーフの女子のトップの人は1時間20分くらいだったと思う。(ちゃんと憶えてないけどたしかそのくらい)
疲れたけどおもしろかった。
足の裏を鍛えて?フルマラソンにもチャレンジできるといいなあ。
日頃の積み重ねだ、とほんとに思った、今日は。
明日からまたがんばろう!

扇状地マラソンコース図