今日も青海


先週トップロープで登ったのは10cだったので、今日は10aをリードするぞと思っていて、Crossroad(ロバートジョンソンの曲からとってるのかは知らない)をやろうと決めて出かけた。
1時ごろから軽四で走っていき40分で着いた。
洞穴の横からスタート、最初のクリップで(裏側からだったので)逆クリップをやってしまい、クリップしなおし、その次はロープの下に足を入れてしまい戻る、という失敗をしながらもなんとか登り、チムニー状のところで中に入って出るのが困難になってしまい何度もテンション、下から「外に出ろ」とみんなの声がするけど、そのころには両腕ともパンプして、やっと溝の外に出た頃は登る力がなくなっていてあと高さ的には少しだったけど(ここが核心なのかなあ)いったん下りることにした。

人の登るのを見ていると簡単そうに見えるけど、簡単そうに登れるようになるまではまだまだだ。
しばらく休んで、もう一度やってみたが、今度はアレ?と思うほど下部が登れず、何度も落ちた。(一度なんてグランドフォールすれすれだった。)ちょっと今日はおかしいのでやめるわ、とこのルートはあきらめ、青海入門もう一回登って5時ごろ帰ってきた。
先週何も考えずに登れたこのルートも、ラインが見えず1回落ちて、再度登ったときは見えたので登れた。
自然の岩のラインというのは何か法則があってつながっているような、1手間違うとどんどんおかしくなり、次どこをとったらいいか全く見えなくなる。逆にうまく読めたときは考えなくても次どこをとったらいいか次々見えてくる。先週今週と2回だけでこれは気付いた。
その法則に(波というか)乗れるよう、心をクリアにしてのぞまなくては。
それにしても人に撮ってもらった写真を見ると子供が登っているようでもあり”さるまわし”って感じで笑える。(本人は顔ひきつるくらい真剣)
溝にはまった時点でかなり疲れていて出られなくなった(溝にはまっていれば落ちることなく休めるというのがますますそこに落ち着かせる原因)のだけど、実は溝の左の岩を使って体は溝の上をまたいで登る感じなのは、あとでヌンチャク回収のためアキラが登っているのを見て「こういうことだったのか」と思った。(下からみんなが叫んでいたときは全くわからなかった)
次いつ行けるかわからないけどジムでトレーニングしてまた挑戦する。