祭りのヘビ

朝日に引っ越してきた直後、夏になると祭りが方々であり、けっこう人気なのだと知り、中でも「体にヘビを巻きつけるオジサンがいるぞ」という話を聞いていたので、これは見なければ、と当時、期待してぎおんまつりに出かけたのだった。
が、そこにはヘビ使いのオジサンはいなくて、7月に入ってから、ちょっと離れた舟見という地区の七夕祭りにまだ赤ちゃんだったS作をつれて出かけた際、それらしき人がいた。
が、体に巻きつけるという話よりも、コブラマングースを戦わせるというアレだった。
いつ戦うのかと我慢して待っていたがなかなか戦いは始まらず、ちょっとよそ見した隙に戦いが終わったらしく、箱に入れられて終わった。(10年以上前なので正確に憶えないけど)その後なんかよくわからない油だか薬だかを販売するのだが、これもよく憶えがない。
今ではぎおんまつりにヘビなど来ないが、(亀やひよこも見かけなかった)昔は「牛女」とかいうものが来ていてそれは普通膝を曲げるのと反対向きに(関節を外してるんだと思う)足を曲げるおばさんがテントの中にいるだけ、とか、かなり怪しいが中身がほとんどない(にも関わらす、子供らの興味をひいていたらしい)ものがいろいろとあったらしい。