赤禿山に行って来た

捻挫した膝が気になり、どうしようかと前の晩まで迷っていたが、(T治郎に「いったらだめ、かんぜんになおってからにして!」とかなりつきまとわれたし)12月から山に行っていなくて心が弱っているので、弱い自分に勝つために(おおげさ)なんとかなるだろう、と出発。
とはいっても、同行者があるので迷惑をかけないため、もし、痛くなったら一人で待っていることができる状況かどうか確認してから行った。
地図を見る限り、うちの近所の山によくあるような急登ではなく、全体緩斜面で距離も歩けなくなさそうな距離に思えた。
歩き出してみて雪の上のカンジキ歩きはまっすぐ歩くなら膝には全く負担にならないと思った。
ダメそうなのは斜面をトラバースするとき痛いほうの足が山側になるといやなかんじがするので、スキーの人がトラバースする地点を、直登した。登り始めはよかったが、登るにつれ、かなり急になり怖かったが、降りるほうがもっと怖いのでそのまままっすぐ登った。ここだけだった、こんな無茶をしたのは。あとはほとんどのんびり歩くだけ。
同じ地点も帰りは痛くないほうの足が山側なので他の人と同じルート。
尻セードは万一転倒して痛い足がグキっとなったらいけないのでやめておいた。
あと、帰りに私がよくやる杉林や林道のショートカットも我慢した。
下りで走りさえしなければ、遅いけど安全だ。
転ぶ自由もどこも痛くなければこそ、なのだ。
頂上まで行けなくてもいいと思っていたが結局行けた。
帰りに知り合いのS本さんたちのパーティーに会い、なぜかザックを100mくらい下に置いて遊んでいたところを声をかけられ、いろいろとご馳走になった。
いつも軽量化でたいして食べない私のスタイルに比べ、なんて豪華なのだろう。
S本さんのアザミの味付けはとても上手だった。
習ってきた。
高度計つき時計もやっと山で使えた。