煙突

うちには煙突っぽいものが2本ある。1本はほんとの煙突で(灯油でお湯を沸かしているボイラーのもの)もう1本は何にもつながっていない。たぶん昔は活躍していたのだと思うけど、今は穴から雨や雪が入ると言うので普段上からビニールでふさいである。
ところが急に雪がふりだして(霙というか)どんどん家の中に吹き込んできた。ビニールが破れてきたのだと思い、家族に言うと「こんな雪の日に屋根に上がったら滑って危ないから明日にすれば」…
明日までに雪が吹き込んで台所は水浸しでは?と思い私が屋根に上がるというと最初危ないと恐れていた母も「隣の家の屋根を歩くから大丈夫」というと納得した。(隣の屋根はザラザラの素材でできている)
右足は自分ちの屋根の頂点に、左足は隣の屋根の斜面にのせ、富山県と長野県の県境の雪山を歩いている気分。無事ビニールをかぶせ、紐で縛り、作業完了。
こんなことで楽しめる私はなんかサザエさんみたい。